大ホール
会期
2011年6月21日(火)~7月17日(日) 開催要領
電力事情など今後の状況により急遽スケジュールが変更される可能性もございます。最新の情報は、当館ホームページ又はハローダイヤルにてご確認願います。
本年は映画監督・森一生(1911-1989)の生誕百年を記念する年にあたります。トーキー初期の1933年に日活太秦撮影所に入所した森は、当時製作部長だった(後に大映社長)永田雅一とともに第一映画、新興キネマに移籍し、1936年に監督デビュー作となる『仇討膝栗毛』を発表。以来、新興キネマ、大映(1942年創立)で多数の娯楽作品を手がけ、戦前戦後の双方で日本映画の黄金時代を支えました。とくにプログラムピクチャー全盛の大映では、ローテーションによるシリーズ作品の監督をも次々とこなしながら、長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎ら看板スターの新たな魅力を引き出し、その職人的な手腕と独自の美学によって深くファンを魅了しました。 |
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