大映での第一作。大石内蔵助と武具調達を約束した天野屋利兵衛(羅門)は、禁制武具の縄梯子を子供が持ち出したために、西町奉行松野河内之守から嫌疑を受け拘束されることになる。拷問に耐えながらなお黙秘を続け、商人道に殉じる大阪商人の姿を手堅い演出で描き出している。
大ホール
大阪町人
大映での第一作。大石内蔵助と武具調達を約束した天野屋利兵衛(羅門)は、禁制武具の縄梯子を子供が持ち出したために、西町奉行松野河内之守から嫌疑を受け拘束されることになる。拷問に耐えながらなお黙秘を続け、商人道に殉じる大阪商人の姿を手堅い演出で描き出している。 '42(大映京都)(監)森一生(原)郷田悳(脚)冬島泰三(撮)川崎新太郎(美)木川義人(音)望月太明吉(出)羅門光三郎、阿部九州男、荒木忍、東良之助、嵐徳三郎、葛木香一、高山徳右衛門、石黒達也、桐竹紋十郎、島田敬一、琴糸路、橘公子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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