松竹文化映画部が文部省に委託されて製作した教育映画。1931年5月に無声版が完成したが劇場公開はされず、主に全国各地の公民館や小中学校の講堂などで開催された教育映画講演会で上映された。病気のため撮影途中で降板した西尾佳雄に代わり、清水が後半部分を監督した。現存プリントは、1934年以降に伴奏音楽、効果音、そして弁士の解説が付されたと推測される、いわゆる「弁士解説版」である。
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松竹文化映画部が文部省に委託されて製作した教育映画。1931年5月に無声版が完成したが劇場公開はされず、主に全国各地の公民館や小中学校の講堂などで開催された教育映画講演会で上映された。病気のため撮影途中で降板した西尾佳雄に代わり、清水が後半部分を監督した。現存プリントは、1934年以降に伴奏音楽、効果音、そして弁士の解説が付されたと推測される、いわゆる「弁士解説版」である。 '31(松竹文化映画部)(監)清水宏、西尾佳雄(脚)松崎博臣(撮)野村昊(出)小藤田正一、半田日出丸、野寺正一、早見照代、小村新一郎、富士龍子 勅諭下賜五十年記念 陸軍大行進
明治天皇が1882年に下した軍人勅諭の50周年記念作品として東西の松竹のスタッフ・キャストが結集した大作。原始時代から継承されてきた日本人の「軍人精神」が高らかに謳いあげられる。上映フィルムは、ロシアで発見された3巻分のサウンド版と、フィルムセンターが保管していた無声版7巻をつなぎ合わせた現時点における「最長版」だが、ラストは欠落している。 '32(松竹蒲田)(監)清水宏、佐々木康、石川和雄、松井稔、井上金太郎、渡辺哲二(原)櫻井忠温(脚)吉田百助、松崎博臣(撮)小田浜太郎、佐々木太郎、杉本正次郎、栗林関、石村蘇鉄、森尾鉄郎(美)脇田世根一(出)林長二郎、高田浩吉、藤野秀夫、岩田祐吉、武田春郎、石山隆嗣、奈良眞養 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演 |
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