北条秀司が新国劇のために書き下ろした同名戯曲を映画化。昭和22年から31年までの、3年毎の仲秋の名月に、信州の山小屋で相愛の植物学者(上原)と女性(木暮)がすれ違いをくり返す。山岳と霧に包まれた上高地でのロケ撮影が、作品全体に湿った抒情を醸成している。
大ホール
霧の音
北条秀司が新国劇のために書き下ろした同名戯曲を映画化。昭和22年から31年までの、3年毎の仲秋の名月に、信州の山小屋で相愛の植物学者(上原)と女性(木暮)がすれ違いをくり返す。山岳と霧に包まれた上高地でのロケ撮影が、作品全体に湿った抒情を醸成している。 '56(大映京都)(監)清水宏(原)北條秀司(脚)依田義賢(撮)相坂操一(美)神田孝一郎(音)伊福部昭(出)上原謙、木暮實千代、藤田佳子、川崎敬三、柳永二郎、浦辺粂子、見明凡太朗、浪花千栄子、上田寛、坂本武、万代峯子、浜卋津子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演 |
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