四国に少女の更生施設を開設した小説家・竹田敏彦の「少女の家」を映画化。傾向映画の問題作『何が彼女をそうさせたか』(1930、鈴木重吉監督)を想起させるタイトルで、「エログロ路線」に転換しつつあった大蔵貢体制の新東宝と清水の出会いという意味でも興味深い作品である。
大ホール
何故彼女等はそうなったか
四国に少女の更生施設を開設した小説家・竹田敏彦の「少女の家」を映画化。傾向映画の問題作『何が彼女をそうさせたか』(1930、鈴木重吉監督)を想起させるタイトルで、「エログロ路線」に転換しつつあった大蔵貢体制の新東宝と清水の出会いという意味でも興味深い作品である。 '56(新東宝)(監)(脚)清水宏(原)竹田敏彦(撮)鈴木博(美)鳥居塚誠一(音)齊藤一郎(出)香川京子、中村雅子、藤木の実、三重明子、池内淳子、髙橋豊子、浪花千榮子、扇惠子、宇治みさ子、三ツ矢歌子、井波靜子、髙橋マユミ、桂京子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演 |
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