清水が当時の植民地・台湾で満映のスター・李香蘭を迎えて撮った国策映画。1938年に台湾で実際に起き、皇民化運動の宣伝媒体となった原住民族の少女の落水事故が基になっている。1941年には、渡辺はま子歌唱によるヒット歌謡曲となり、本作でも李香蘭の歌と共に用いられている。主要登場人物はすべて日本人俳優が演じ、現地のタイヤル族住民がエキストラとして出演。現存プリントは途中の1巻が欠落している。
大ホール
サヨンの鐘
清水が当時の植民地・台湾で満映のスター・李香蘭を迎えて撮った国策映画。1938年に台湾で実際に起き、皇民化運動の宣伝媒体となった原住民族の少女の落水事故が基になっている。1941年には、渡辺はま子歌唱によるヒット歌謡曲となり、本作でも李香蘭の歌と共に用いられている。主要登場人物はすべて日本人俳優が演じ、現地のタイヤル族住民がエキストラとして出演。現存プリントは途中の1巻が欠落している。 '43(満洲映画協会=松竹下加茂=台湾総督府)(監)清水宏(脚)長瀨喜伴、牛田宏、斎藤寅四郎(撮)猪飼助太郎(美)江坂実(音)古賀政男(出)李香蘭、近衛敏明、大山健二、若水絹子、島崎溌、中川健三、三村秀子、水原弘志、中村実 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演 |
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