児童文学者・坪田譲治の同名小説を映画化した清水の代表作。原作の新聞連載中から、松竹には清水による映画化を求めるファンの声が寄せられた。陰謀や打算に満ちた大人たちの世界に振り回されながらも、自分たちの関係を築いていく子どもたちの姿を清冽に描く。1938年のヴェネチア国際映画祭に出品された。
大ホール
風の中の子供
児童文学者・坪田譲治の同名小説を映画化した清水の代表作。原作の新聞連載中から、松竹には清水による映画化を求めるファンの声が寄せられた。陰謀や打算に満ちた大人たちの世界に振り回されながらも、自分たちの関係を築いていく子どもたちの姿を清冽に描く。1938年のヴェネチア国際映画祭に出品された。 '37(松竹大船)(監)(脚)清水宏(原)坪田譲治(脚)斎藤良輔(撮)斎藤正夫(美)江坂實、岩井三郎(音)伊藤宜二(出)河村黎吉、吉川満子、葉山正雄、爆驒小僧、坂本武、岡村文子、末松孝行、長船タヅコ、突貫小僧、アメリカ小僧 團栗と椎の実
清水が長篇製作の合間に暇を見て撮影した短篇子ども映画。物語は、都会育ちの気弱な男の子が、一人で木登りができたことにより腕白な子に変わるというごく単純なものだが、ロングを中心にしたみずみずしいショットと編集のゆるやかなリズムにより、清水映画の魅力が存分に発揮されている。 '41(松竹大船)(監)(脚)清水宏(撮)森田俊保(美)江坂實(音)伊藤冝二(出)大塚紀男、横山準、大山健二、若水絹子、大藤亮、末松孝行、古谷輝男 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演 |
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