1921年3月3日にヨーロッパ5カ国歴訪の旅に出た東宮(とうぐう)殿下(後の昭和天皇)が、同年9月3日に横浜港へ帰国した後、横浜から鉄道で東京駅へ向かい、御所に戻るまでを記録したフィルム。原版は、草創期の名キャメラマン・ヘンリー小谷のご子息である小谷映一氏から寄贈を受けた35mm可燃性ポジ・フィルム。行程から考えると一部編集が混乱していると思われるが、そのまま上映する。
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東宮殿下歐洲御巡遊 御歸朝の実況
(7分・18fps・35mm・白黒・無声・不完全) 1921年3月3日にヨーロッパ5カ国歴訪の旅に出た東宮(とうぐう)殿下(後の昭和天皇)が、同年9月3日に横浜港へ帰国した後、横浜から鉄道で東京駅へ向かい、御所に戻るまでを記録したフィルム。原版は、草創期の名キャメラマン・ヘンリー小谷のご子息である小谷映一氏から寄贈を受けた35mm可燃性ポジ・フィルム。行程から考えると一部編集が混乱していると思われるが、そのまま上映する。 '21(東京シネマ商会) 東久邇宮稔彦王殿下 臺湾御成
(61分・20fps・35mm・白黒・無声) 1937年6月8日から17日にかけて台湾各地を訪問した東久邇宮稔彦王(ひがしくにのみやなるひこおう)の記録。訪問地は台北を振り出しに、淡水、草山(現・陽明山)、新竹、日月潭、嘉義、阿里山、台南、高雄、屏東、花蓮港などを巡り、台北飛行場から帰投している。日本映画草創期に革新的な活躍をした映画監督・田中栄三のご息女で、映画編集者の田中松子氏から寄贈を受けた35mm可燃性ポジ・フィルムより2002年に不燃化。 '37(台湾総督府) ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (構)=構成 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台装置 (編)=編集 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション |
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