第二次東宝争議を経て、組合代表の企画審議会への参加を制度化した労働協約から生まれた作品。亀井初の長篇劇映画で、山本薩夫との共同監督となった。夫の戦死公報を受け、その親友と再婚した妻のもとに、中国で捕虜として命拾いをした夫が帰還したことから三人を新たな悲劇が襲う。実写フィルム(『戰ふ兵隊』の一部)も使用されている。占領軍の検閲により30分以上が削除されたものの、『キネマ旬報』ベストテンでは第2位に選ばれた。
大ホール
戰爭と平和
第二次東宝争議を経て、組合代表の企画審議会への参加を制度化した労働協約から生まれた作品。亀井初の長篇劇映画で、山本薩夫との共同監督となった。夫の戦死公報を受け、その親友と再婚した妻のもとに、中国で捕虜として命拾いをした夫が帰還したことから三人を新たな悲劇が襲う。実写フィルム(『戰ふ兵隊』の一部)も使用されている。占領軍の検閲により30分以上が削除されたものの、『キネマ旬報』ベストテンでは第2位に選ばれた。 '47(東宝)(監)亀井文夫、山本薩夫(脚)八住利雄(撮)宮島義勇(美)河東安英(編)今泉善珠(録)空閑昌敏(音)飯田信夫(出)池部良、岸旗江、伊豆肇、菅井一郎、島田敬一、藤間房子、谷間小百合、田中筆子 ■(監)=監督・演出 (構)=構成 (原)=原作・原案 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (美)=美術 (編)=編集 (録)=録音 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・語り |
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