亀井が『姿なき姿』の同年に脚本を担当した鉄道省製作の短篇映画。学生たちのハイキングの模様を、歌や音楽を交えて描きながら、自然豊かな富士五湖周辺の景観を紹介している。
大ホール
ハイキングの唄
亀井が『姿なき姿』の同年に脚本を担当した鉄道省製作の短篇映画。学生たちのハイキングの模様を、歌や音楽を交えて描きながら、自然豊かな富士五湖周辺の景観を紹介している。 '35(鉄道省=P.C.L.)(脚)亀井文夫(監)松崎啓次(撮)川口政一(録)山口淳(音)伊藤昇(出)リキー宮川、三條マサ子、美澤由紀子、喜多道子、渥美君子、加藤欣子、椿澄江 北京
『上海』に続き、東宝文化映画部が占領下の北京にロケーションを敢行した長篇記録映画三部作の第2作。亀井は紫禁城、景山、天壇などを紹介しながら、三千年の伝統を持つ古都の文化とそこに住む人々の生活や表情に焦点を当てている。米国国立公文書館(ワシントン)で発見され、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーが1998年に複製したプリントを上映。巻頭を含め30分程度の欠落があると思われる。(プリント提供:特定非営利活動法人山形国際ドキュメンタリー映画祭) '38(東宝)(監)(原)(編)亀井文夫(撮)川口政一(録)藤井慎一(音)江文也(解)松井翠声 信濃風土記より 小林一茶
長野県の観光課の協力で企画された「信濃風土記」三部作の第2作。一茶を農村出の詩人として扱い、彼の句を用いた効果的な編集によって、厳しい農民の生活史を描いている。亀井は本作の発表後、治安維持法違反被疑で検挙され1年近くの獄中生活を送った後、映画法により監督資格を剥奪されることになる。 '41(東宝)(監)亀井文夫(撮)白井茂(録)酒井榮三(音)大木正夫(解)德川夢聲 ■(監)=監督・演出 (構)=構成 (原)=原作・原案 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (美)=美術 (編)=編集 (録)=録音 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・語り |
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