中里介山による未完の小説を映画化した大作。当初は伊藤=大河内のコンビを想定して進められた企画であったが、最終的な製作決定までに6年を要し、伊藤の退社後にようやく実現した。稲垣浩は、師匠の伊藤も撮れなかった本作の監督を引き受けるにあたり、盟友・三村伸太郎の脚本と山中貞雄の応援監督を条件にしたという。2003年度にロシアのゴスフィルモフォンドから里帰りしたフィルムを上映。
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大菩薩峠 甲源一刀流の巻
(77分・35mm・白黒) 中里介山による未完の小説を映画化した大作。当初は伊藤=大河内のコンビを想定して進められた企画であったが、最終的な製作決定までに6年を要し、伊藤の退社後にようやく実現した。稲垣浩は、師匠の伊藤も撮れなかった本作の監督を引き受けるにあたり、盟友・三村伸太郎の脚本と山中貞雄の応援監督を条件にしたという。2003年度にロシアのゴスフィルモフォンドから里帰りしたフィルムを上映。 '35(日活京都)(出)大河内傳次郎(机龍之助)(監)(脚)稲垣浩(原)中里介山(脚)三村伸太郎、武田寅男(撮)谷本精史(音)西梧郎(出)入江たか子、黒川彌太郎、澤田清、岡譲二、山本嘉一、中田弘二、市川小文治、清川荘司、鳥羽陽之助、深水藤子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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