ごく平凡な壺が値打ち物だと言われたことから騒動が巻き起こる。1934年に日活を退社した伊藤大輔の後を継ぎ山中貞雄が監督にあたった異色の左膳映画。尺取横町の矢場に居候する用心棒の丹下左膳が孤児の世話を焼くというホームドラマのような設定、軽妙な喜劇仕立ての展開は当時のファンを驚かせた。
大ホール
丹下左膳餘話 百萬兩の壺
ごく平凡な壺が値打ち物だと言われたことから騒動が巻き起こる。1934年に日活を退社した伊藤大輔の後を継ぎ山中貞雄が監督にあたった異色の左膳映画。尺取横町の矢場に居候する用心棒の丹下左膳が孤児の世話を焼くというホームドラマのような設定、軽妙な喜劇仕立ての展開は当時のファンを驚かせた。 '35(日活京都)(出)大河内傳次郎(丹下左膳)(監)山中貞雄(原)林不忘(脚)三村伸太郎(撮)安本淳(美)島康平(音)西梧郎(出)喜代三、沢村国太郎、花井蘭子、深水藤子、宗春太郎 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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