当時、東京新聞に連載中の松本清張の時代小説を映画化。市川雷蔵が初めて主役を演じた衣笠作品でもある。それまでの明朗時代劇的キャラクターから虚無的なキャラクターへと持ち味を変えつつある雷蔵の移行期の始まりであり、衣笠の演出もその造形に大きく寄与している。
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かげろう絵図
(117分・35mm・カラー) 当時、東京新聞に連載中の松本清張の時代小説を映画化。市川雷蔵が初めて主役を演じた衣笠作品でもある。それまでの明朗時代劇的キャラクターから虚無的なキャラクターへと持ち味を変えつつある雷蔵の移行期の始まりであり、衣笠の演出もその造形に大きく寄与している。 '59(大映京都)(監)(脚)衣笠貞之助(原)松本清張(脚)犬塚稔(撮)渡辺公夫(美)西岡善信(音)斉藤一郎(出)市川雷藏、山本富士子、黒川弥太郎、志村喬、滝沢修、木暮実千代、河津清三郎、柳永二郎、坂東簑助、三田登喜子、阿井美千子、千葉敏郎、永田靖、松本克平、伊沢一郎、香川良介 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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