占領軍によりチャンバラ映画が禁止されていた頃の、衣笠の戦後第一作。明治時代の鉄道敷設を巡る利権争いを背景に様々な人間模様が描かれる。建設の決定を左右する水戸家当主の弟が、自身に扮する書生を装うという、二重、三重の演技を長谷川がこなし、ロマンティックでユーモラスな作品となっている。
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或る夜の殿様
(112分・35mm・白黒) 占領軍によりチャンバラ映画が禁止されていた頃の、衣笠の戦後第一作。明治時代の鉄道敷設を巡る利権争いを背景に様々な人間模様が描かれる。建設の決定を左右する水戸家当主の弟が、自身に扮する書生を装うという、二重、三重の演技を長谷川がこなし、ロマンティックでユーモラスな作品となっている。 '46(東宝)(監)衣笠貞之助(出)長谷川一夫(書生、平喜一郎)(脚)小國英雄(撮)河崎喜久三(美)久保一雄(音)鈴木静一(出)藤田進、大河内傳次郎、山田五十鈴、高峰秀子、飯田蝶子、吉川満子、志村喬、菅井一郎、清川莊司、河野秋武、進藤英太郎、清水將夫 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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