かつて大河内傳次郎と共に丹下左膳の人気を定着させた伊藤大輔が監督に予定されていたが、撮影プランが大掛かり過ぎて降板。マキノは、右眼右腕の欠損した丹下左膳の役に、左利きの水島道太郎を得て、道場破りのシーンでは左膳が持つ道場の看板に、分厚く重い本物のケヤキの板を使用したという。
大ホール
丹下左膳 乾雲の巻
かつて大河内傳次郎と共に丹下左膳の人気を定着させた伊藤大輔が監督に予定されていたが、撮影プランが大掛かり過ぎて降板。マキノは、右眼右腕の欠損した丹下左膳の役に、左利きの水島道太郎を得て、道場破りのシーンでは左膳が持つ道場の看板に、分厚く重い本物のケヤキの板を使用したという。 '56(日活)(原)林不忘(脚)棚田吾郎、関喜譽仁、内田一作(撮)永塚一榮(美)小池一美(音)鈴木靜一(出)水島道太郎、河津清三郎、南田洋子、月丘夢路、坂東好太郎、澤村國太郎、金子信雄、フランキー堺、利根はる惠、植村謙二郎、堀恭子 ■(原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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