日程: |
毎月第一土曜日 (休室の場合は第二土曜日) |
時間: |
0:00pm- |
所要時間: 通常30~40分
参加方法: 開始時刻に展示室の入口にお集まりください(ロビーで実施されることもあります)。
料金: 無料(展示室内で実施の場合、観覧料がかかります。)
2011年4月から、月に一度、常設展「NFCコレクションでみる 日本映画の歴史」の解説を行っています。通常は当センター研究員による展示品の解説ですが、ゲストをお招きしてトークやワークショップを行うこともあります。詳細はこのホームページやメールマガジンでご確認ください。
*日時は変更されることがあります。変更の際はホームページやメールマガジンなどでお知らせします。
▼ これまでのトーク
《2015年度》
※4月は第1・2土曜日ともに休室のため開催いたしません。
《2014年度》
※4月は第1・2土曜日ともに休室のため開催いたしません。
5月3日 岡田秀則「日本の色彩映画―<1953年>を検証する」
6月7日 「音声資料紹介(6) 生駒雷遊の映画説明を聴く」
(1954年と1956年の「映画の歴史を見る会」で収録された、活動写真弁士の生駒雷遊によるアメリカ映画『毒流』(1916年)とイタリア映画『双燕の夢』(1913年)の語り約11分+10分を紹介します。特に、当時、日本映画に大きな影響を与えたブルーバード映画の代表作『毒流』は映像と共にその名調子を再現します。所要時間:約40分)
7月5日 「音声資料紹介(7) 谷天朗の映画説明を聴く」
(1954年と1955年の「映画の歴史を見る会」で収録された、活動写真弁士の谷天朗によるイタリア映画『椿姫』(1915年)と『サタン城』(1913年)の語り約12分+18分を紹介します。「神田日活」館や新宿「帝都座」にあって日活時代劇の説明で有名な谷天郎(当時の表記)ですが、今回はヨーロッパ映画でその名調子を偲びます。所要時間:約45分)
8月2日 岡田秀則「成瀬巳喜男と映画美術」
9月6日 入江良郎「最古の映画会社・吉澤商店」
10月4日 「音声資料紹介(8) 加藤柳美の映画説明を聴く」
(1954年から1956年の「映画の歴史を見る会」で収録された、活動写真弁士の加藤柳美によるフランス映画『マックスの近視眼』(1910年)とイタリア映画『薄馬鹿大将ダム君』(1911年)の語り、約7分+7分を紹介します。主に松竹メロドラマの情緒的な語りで人気だった加藤ですが、今回は初期ヨーロッパの喜劇でその名調子を偲びます。所要時間:約30分)
11月1日 「音声資料紹介(9) 樋口旭琅の映画説明を聴く」
(1954年と翌年の「映画の歴史を見る会」で収録された、活動写真弁士の樋口旭琅によるイタリア映画『ポンペイ最後の日』(1913年)とアメリカ映画『幌馬車』(1923年)の語り約14分+10分を紹介します。樋口は1920年代、浅草・帝国館でアメリカの連続映画の説明によって人気を得、トーキー以降は早稲田・銀座の全線座など映画館経営で手腕を発揮しました。今回は弁士廃業後25年ぶりの説明でその衰えぬ荘重な名調子を偲びます。所要時間:約45分)
12月6日 岡田秀則「2014年 新規収蔵資料の紹介」
1月10日 「音声資料紹介(10) 熊岡天堂の映画説明を聴く」
(1955年の「映画の歴史を見る会」で収録された、活動写真弁士の熊岡天堂によるイタリア映画『さらば青春』(1918年)とフランス映画『アッシャー家の末裔』(1928年)の語り、約12分+9分を紹介します。大正中期より売り出した熊岡天堂は、日本映画、外国映画を問わず活躍し、特に人情物の説明で知られました。今回は、のちの日本映画にも大きな影響を与えた2作品で名調子を偲びます。所要時間:約40分)
2月7日 情報資料室「紙資料の保存に対するフィルムセンターの取り組み」
3月7日 「映画美術資料の保存とデジタル化」竹内悦子氏(映画美術監督)(詳細は上記)
《2013年度》
※4月は第1・2土曜日ともに休室のため開催いたしません。
5月4日 「音声資料紹介(2) 徳川夢声の映画説明を聴く」
(1954年、近代美術館が主催した「映画と講演の夕」で収録された徳川夢声の『路上の霊魂』(1921年)の映画説明、後半部分の約21分を紹介します。夢声は『路上の霊魂』が1921年に封切られた折にも映画説明を務めました。所要時間:約45分)
※ご来場の方に上映会(1954年5月3日)当時のプログラム実物をプレゼント!
6月8日 「音声資料紹介(3) 大蔵貢の義太夫出語りを聴く」
(1962年に「映画の歴史を見る会」(ヤマハホール)で収録された、活動写真弁士出身で新東宝元社長の大蔵貢による『太功記十段目』出語りの約18分を、映像とともに紹介します。所要時間:約40分)
7月13日 大澤浄「ノンフィルム資料から読み解く映画監督・清水宏」
8月3日 岡田秀則「戦時期日本映画の南方工作」
9月7日 「音声資料紹介(4) 国井紫香の映画説明を聴く」
(1954年に「映画の歴史を見る会」(共立講堂)で収録された、活動写真弁士でのちに講談師としても活躍した国井紫香による記録映画『日露戦争記録』(1904-05年)の語り約13分を、映像とともに紹介します。所要時間:約40分)
10月5日 岡田秀則「映画ポスター再考」
12月14日 「音声資料紹介(5) 山野一郎の映画説明を聴く」
(1954年と1955年の「映画の歴史を見る会」で収録された、活動写真弁士でのちに漫談家としても活躍した山野一郎によるフランス映画『ジゴマ』(1911年)とドイツ映画『天馬』(1913年)の語り約8分+19分を紹介します。映画史初期の代表的な犯罪映画、探偵活劇の映画説明を山野一郎の軽快な語りで再現します。所要時間:約40分)
1月11日 浅利浩之「個人映画作家・荻野茂二」
2月1日 大傍正規「大藤信郎『くじら』『幽霊船』のデジタル復元」
3月1日 「写し絵ワークショップ」(劇団みんわ座)(詳細は上記)
《2012年度》
4月14日 「旧キネマ旬報社調査部資料」
5月5日 「展示映像にみるフィルムセンターの映画復元」
6月2日 「アニメーション作家 大藤信郎」
7月7日 「国産のカラー映画技術:コニカラー・システムをめぐって」
※8月は第1・2土曜日ともに休室のため開催いたしません。
9月1日 「関東大震災と日本映画」
10月6日 「女優・田中絹代の遺したもの」
11月10日 「日本のマックス・ランデー、関根達発」
12月1日 「映画のひかり」
1月12日 「五所平之助監督旧蔵資料」
2月2日 「名機・ミッチェルNC型撮影機を操作する」(詳細は上記)
3月2日 「音声資料紹介 映画説明の変遷を聴く」
(1958年に近代美術館が録音した音声資料を紹介します。映画評論家・映画史家の田中純一郎が司会進行役と解説をつとめ、往年の著名な映画説明者5人の実演を録音したものです。所要時間:約50分)
《2011年度》
4月9日 列品解説
5月7日 「日本映画と国家のかかわり」
6月4日 「記録映画・ニュース映画の発展」
7月2日 「日本映画への色彩の導入」
8月6日 「日本映画への音声の導入」
9月3日 「日本の南極探検映画」
10月1日 「日本の映画ポスター」
11月12日 「日本の映画宣伝メディア」
12月3日 「松山の伊藤大輔と伊丹万作」
1月7日 「資料でみる日活史・初歩篇」
2月4日 「フィルムセンターの映画カメラ・コレクション」
3月3日 「御園京平と<みそのコレクション>」