過去の上映
- 2019.1.26 - 1.27
Rising Filmmakers Project ライジング・フィルムメイカーズ・プロジェクト
次世代を拓く日本映画の才能を探して
2019年1月26日(土)・27日(日)
主催:国立映画アーカイブ
開場:小ホール(地下1階)
定員:151名(各回入替制・全席自由席)
★各回の開映後の入場はできません。
前売券・当日券についてはこちらをご覧ください。
平成30年度美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業
概要
若い才能と映画界との架け橋となっている映画祭が、日本各地で開催されています。本プロジェクトでは、中長篇作品を対象に10回以上開催している各地の代表的な映画祭から推薦された受賞作品を上映します。国内6つの映画祭が一堂に集い、次世代の日本映画を拓く若い才能と出会える濃密な2日間。皆様のご来場をお待ちしています。
各回、映画祭ゲストが上映作品を紹介する上映前トーク、上映後は監督とゲストによるトークイベントを開催しました。(※レポートはこちら)(4/2更新)
片山慎三
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 国内コンペティション長編部門 優秀作品賞、観客賞
中元 雄
カナザワ映画祭 期待の新人監督賞(グランプリ)
西口 洸
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 オフシアター・コンペティション部門 グランプリ
工藤梨穂
ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード グランプリ
下向拓生
福岡インディペンデント映画祭 グランプリ
福田芽衣
田辺・弁慶映画祭 コンペティション部門 弁慶グランプリ
■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (照)=照明 (録)=録音(美)=美術 (音)=音楽 (編)=編集 (出)=出演
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■各回、上映前と後にトークがあります。詳細はこちら。
一文字拳 序章 ―最強カンフー少年 対 地獄の殺人空手使い― (66分・2018・監・脚・撮・編:中元雄)
3.ED あるいは(君がもたらす予期せぬ勃起) (48分・2017・監・脚・編:西口洸) 4.オーファンズ・ブルース (89分・2018・監・脚・音・編:工藤梨穂) 5.センターライン (67分・2018・監・脚・編・美:下向拓生) 6.チョンティチャ (40分・2017・監・脚:福田芽衣)
上映作品詳細
1岬の兄妹(89分・DCP・カラー)
- 2019年1月26日11:00 AM@小ホール
知的障害を持つ妹・真理子と二人暮らしをしている良夫。仕事を解雇され、妹に売春をさせて生計を立てようとするが、様々な試練が待ち受けていた……。
★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 国内コンペティション長編部門 優秀作品賞、観客賞 ©Shinzo Katayama
1981年生まれ、大阪府出身。助監督としてポン・ジュノ監督の『TOKYO!』(08) 、『母なる証明』(09)、また、山下敦弘監督の『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)などの作品に参加。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(2004年から15回開催)
デジタルで撮影・編集された映画のみを扱う国際映画祭。受賞後の支援も厚く、数々の作品を海外映画祭へ紹介。白石和彌(『凶悪』)、中野量太(『湯を沸かすほどの熱い愛』)、坂下雄一郎(『東京ウィンドオーケストラ』)、上田慎一郎(『カメラを止めるな!』)などが輩出。
2デッドコップ/一文字拳 序章 ―最強カンフー少年 対 地獄の殺人空手使い―(計93分)
- 2019年1月26日2:05 PM@小ホール
デッドコップ(27分・Blu-ray・カラー)
警視庁捜査一課の刑事シラハタと同僚のクラタは、通称「カタナ女」と呼ばれる連続殺人鬼を追っていた。 血で血を洗う戦いが今始まる……!
一文字拳 序章 ―最強カンフー少年 対 地獄の殺人空手使い―(66分・Blu-ray・カラー)
海外武者修行から帰ってきた少年、一文字ユウタが、ひょんなことから出会った漫画家志望の男シラハタ、その友人である借金野郎クラタと共に、謎の殺人空手使いに立ち向かう青春ドタバタ喜劇!
★カナザワ映画祭 期待の新人監督賞(グランプリ)※2作品で
中元 雄(なかもと・ゆう)
1991年生まれ、広島県出身。中学時代にジャッキー・チェンへのオマージュ映画の制作を始める。現在はWEBデザイナーの傍ら、専門学校で映画制作を学ぶ。必殺技:流星キック、電磁エンド、蛇拳、ヌンチャク
カナザワ映画祭(2007年から12回開催)
北陸地方を代表する映画祭。若手監督作品のコンペ「期待の新人監督」は、粗削りながらも作家の衝動を感じさせる作品が並ぶ。内藤瑛亮(『先生を流産させる会』)、小林勇貴(『全員死刑』)、二宮健(『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・ オブ・スリーピング ビューティ』)、大野大輔(『ウルフなシッシー』)、岩切一空(『聖なるもの』)、阪元裕吾(『ハングマンズノット』)などが輩出。
3ED あるいは(君がもたらす予期せぬ勃起)(48分・Blu-ray・カラー)
- 2019年1月26日5:15 PM@小ホール
母親の裸をみて勃起したことが原因で、ED(勃起不全)になってしまった少年の性春映画。笑って泣ける爽やかな作品。
★ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 オフシアター・コンペティション部門 グランプリ
西口 洸(にしぐち・ひかる)
1995年生まれ、大阪府出身。大阪芸術大学にて映画制作を学ぶ。 現在は大阪芸術大学にて、機材係として働きながら映画制作を行っている。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(1990年から28回開催)
ファンタスティック映画を対象とした映画祭。ファンタランド大賞(観客賞)グランプリを獲得した『カメラを止めるな!』はその後、一大旋風を巻き起こした。井口昇(『片腕マシンガール』)、真利子哲也(『ディストラクション・ベイビーズ』)、入江悠(『SR サイタマノラッパー』)、松本花奈(『脱脱脱脱17』)などが輩出。
4オーファンズ・ブルース(89分・DCP・カラー・英語字幕付(with English subtitles))
- 2019年1月27日11:00 AM@小ホール
記憶が欠落する病を抱えるエマは行方不明の幼なじみのヤンを友人らと探しに。その存在と大事な思い出が消える前に彼女の再会の願いは叶うのか? 少女の切なる叫びが聴こえるロードムービー。
★ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード グランプリ
工藤梨穂(くどう・りほ)
1995年生まれ、福岡県出身。高校2年生の時に、西加奈子の小説「さくら」に感動し、いつか映画化したいと映画の道を志す。京都造形芸術大学入学後、『サイケデリック・ノリコ』(15)、『サマー・オブ・ラブを踊って』(16)を制作。
ぴあフィルムフェスティバル(1977年から40回開催)
若手監督の登竜門として名高い映画祭。「PFFスカラシップ」など受賞者へ様々な支援を行っており、現在活躍する監督の中に出身者は多い。近年は、石井裕也(『川の底からこんにちは』、『舟を編む』)、山戸結希(『おとぎ話みたい』、『溺れるナイフ』)などが輩出。
5センターライン(67分・Blu-ray・カラー)
- 2019年1月27日2:05 PM@小ホール
自動運転AIの発展により、交通事故が激減した平成39年。新人検察官の米子天々音は、閑職部署である愛知地検交通部に配属される。処遇に不満な米子は、誤作動により中央線を越えて事故を起こした自動運転AIを起訴しようと画策する……。
★福岡インディペンデント映画祭 グランプリ
下向拓生(しもむかい・たくみ)
1987年愛知県生まれ、福井県育ち。大学時代は映画制作部に所属し、主に撮影・編集・スチル・アートワーク制作を担当する。一般企業就職後、脚本を勉強し始め、自主制作した作品が全国の映画祭で数々の賞を受賞。落語、一人芝居、演劇の脚本も手がける。
福岡インディペンデント映画祭(2009年から10回開催)
インディペンデント作品の上映を通して、国内・海外の制作者が交流する場を作ろうとスタート。受賞作品だけでなく応募作品をすべて上映する。飯塚俊光(『ポエトリーエンジェル』)、塩出大志(『時時巡りエブリデイ』)、渡部亮平(『かしこい狗は、吠えずに笑う』、脚本『3月のライオン』『ビブリア古書堂の事件手帖』)などが輩出。
6チョンティチャ(40分・Blu-ray・カラー)
- 2019年1月27日4:50 PM@小ホール
ミャンマー人とタイ人のハーフとして日本に生まれたチョンティチャは、自らの生い立ち、居場所、名前、生活に違和感を覚えながらも、心に無駄な波風を立てぬよう、日々をやり過ごしていたのだが……。いつもより少し蝉の煩い、16度目の夏。
★田辺・弁慶映画祭 コンペティション部門 弁慶グランプリ
福田芽衣(ふくだ・めい)
1995年生まれ、兵庫県出身。東放学園映画専門学校卒業。入学当初は監督志望ではなかったが、短編『穴のなか』で監督を務める。卒業制作として『チョンティチャ』を手がけ、第29回東京学生映画祭グランプリを受賞。
田辺・弁慶映画祭(2007年から12回開催)
近畿圏で注目株の映画祭。多くの映画ファンが集い、上映後のトークを盛り上げる。受賞作品は、テアトル新宿、シネ・リーブル梅田で上映される。沖田修一(『南極料理人』、『モリのいる場所』)、瀬田なつき(『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』、『PARKS』)、 岨手由貴子(『グッド・ストライプス』)、今泉力哉(『サッドティー』、『パンとバスと2度目のハツコイ』)などが輩出。
2019年1月26日
9:45 AM 開館
2019年1月27日
9:45 AM 開館
トークイベントのお知らせ
各回の上映前に映画祭ゲストによる作品解説と、上映後に監督とゲストによるトークイベントがあります。
こちらから、トークのレポートをご覧いただけます。(4/2更新)
*トークのみの参加はできません。
▶『岬の兄妹』1/26(土)11:00-13:05
上映前:長谷川敏行さん(SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 プログラミング・ディレクター)
上映後:片山慎三監督×白石和彌さん(映画監督)
▶『デッドコップ』/『一文字拳 序章 ―最強カンフー少年 対 地獄の殺人空手使い―』1/26(土)14:05-16:15
上映前:小野寺生哉さん(カナザワ映画祭 代表)
上映後:中元雄監督×下村勇二さん(アクション監督)
▶『ED あるいは(君がもたらす予期せぬ勃起)』1/26(土)17:15-18:40
上映前:塩田時敏さん(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 プログラミング・ディレクター)
上映後:西口洸監督×向井康介さん(脚本家)
▶『オーファンズ・ブルース』1/27(日)11:00-13:05
上映前:荒木啓子さん(ぴあフィルムフェスティバル ディレクター)
上映後:工藤梨穂監督×深田晃司さん(映画監督)
▶『センターライン』1/27(日)14:05-15:50
上映前:大塚大輔さん(福岡インディペンデント映画祭 プログラミング・ディレクター)
上映後:下向拓生監督×山崎貴さん(映画監督)
▶『チョンティチャ』1/27(日)16:50-18:05
上映前:掛尾良夫さん(田辺・弁慶映画祭 特別審査員長)
上映後:福田芽衣監督×行定勲さん(映画監督)
■ 料金(前売券・当日券)
一般520円/高校生・大学生・シニア(65歳以上)310円/小・中学生100円
*障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブ及び東京国立近代美術館のキャンパスメンバーズは当日券のみあり・無料
※学生、シニア(65歳以上)、障害者、国立映画アーカイブ及び東京国立近代美術館のキャンパスメンバーズの方は証明できるものをご提示ください。
■ チケット
[前売券]
12月18日[火]10:00amより、チケットぴあにて全上映回の前売券(全席自由席・各50席分)を販売します。[Pコード:559-326]
[前売券購入方法]
●チケットぴあ店舗、セブン-イレブンで購入
前売料金に加え、1枚につき発券手数料108円がかかります。
●受付電話(0570-02-9999)で購入
前売料金に加え、1枚につき発券手数料108円がかかります。
毎週火・水曜2:30am〜5:30amはシステムメンテナンスのため受付休止となります。
●チケットぴあウェブサイト(http://w.pia.jp/t/nfaj-rising/)で購入
前売料金に加え、1枚につき発券手数料108円、また決済方法によって1件ごとに決済手数料がかかる場合があります。
※チケットぴあの手数料等については、チケットぴあHPのヘルプ、利用料一覧のページをご覧ください。
※本前売券の購入に、システム利用料(通常216円/枚)はかかりません。
※前売券の払い戻し、交換、再発行はいたしません。
[当日券]
当日券で入場される方には、開館(9:45am)と同時に、当日上映される全ての回の入場整理券を1階ロビーにて発券します。
※当日券の発券は、定員に達し次第、締切ります。
※整理券・当日券の発券は各回1名につき1枚のみです。
●前売券をお持ちの方は、開場時(開映20分前)に、前売券に記載された整理番号順にご入場いただけます。
●その後は、当日券の整理券をお持ちの方が、整理番号順にご入場いただけます。前売券をお持ちの方は、随時ご入場いただけます。
●前売券、当日券は当日・当該回のみ有効です。各回、開映後の入場はできません。
当日のトークイベントや監督インタビューを公開しています。(4/2更新)
『岬の兄妹』 |
映画祭ゲスト トーク|長谷川敏行さん(SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 プログラミング・ディレクター) |
監督×ゲスト トーク|片山慎三監督×白石和彌さん(映画監督) |
監督インタビュー|片山慎三監督 |
『デッドコップ』『一文字拳 序章 ―最強カンフー少年 対 地獄の殺人空手使い―』 |
映画祭ゲスト トーク|小野寺生哉さん(カナザワ映画祭 代表) |
監督×ゲスト トーク|中元雄監督×下村勇二さん(アクション監督) |
監督インタビュー|中元雄監督 |
『ED あるいは(君がもたらす予期せぬ勃起)』 |
映画祭ゲスト トーク|塩田時敏さん(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 プログラミング・ディレクター) |
監督×ゲスト トーク|西口洸監督×向井康介さん(脚本家) |
監督インタビュー|西口洸監督 |
『オーファンズ・ブルース』 |
映画祭ゲスト トーク|荒木啓子さん(ぴあフィルムフェスティバル ディレクター) |
監督×ゲスト トーク|工藤梨穂監督×深田晃司さん(映画監督) |
監督インタビュー|工藤梨穂監督 |
『センターライン』 |
映画祭ゲスト トーク|大塚大輔さん(福岡インディペンデント映画祭 プログラミング・ディレクター) |
監督×ゲスト トーク|下向拓生監督×山崎貴さん(映画監督) |
監督インタビュー|下向拓生監督 |
『チョンティチャ』 |
映画祭ゲスト トーク|掛尾良夫さん(田辺・弁慶映画祭 特別審査員長) |
監督×ゲスト トーク|福田芽衣監督×行定勲さん(映画監督) |
監督インタビュー|福田芽衣監督 |