過去の上映
- 2022.6.24 - 2022.7.31
●館内でのチケット販売はございません。要事前購入。 - 上映企画
東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)
The 90th Anniversary of Toho:
A Film History of Modernization and Innovation [Part 1]
会 期 2022年6月24日(金)-7月31日(日)
会期中の休館日:月曜日
会 場 長瀬記念ホール OZU(2階)
定 員 310名(各回入替制・全席指定席)
※ 会期、上映スケジュールおよびチケットの発売日、定員の変更等の場合はHPでお知らせします。
※ 新型コロナウイルス感染拡大などの状況により、変更が生じる可能性がございます。
随時、当館HPにて最新情報をご確認ください。
主 催 国立映画アーカイブ
協 力 東宝株式会社
・マスク着用のない方の入館をお断りします。
・来館者全員に検温を行います。37.5℃以上の方は入館をお断りいたします。
概要
1932(昭和7)年、阪神急行電鉄社長の小林一三が株式会社東京宝塚劇場を創立してから、本年で90周年を迎えます。本邦初の本格的トーキー企業として発足した写真化学研究所(P.C.L.)と、その自主製作部門にあたるP.C.L.映画製作所、同じくトーキー事業の将来性に着目し、京都で発足したJ.O.スタヂオなど4社が東宝映画株式会社のもとに吸収合併され、今日にいたる東宝の製作・配給・興行の一貫体制の基盤が確立しました。ハリウッドに範を仰いで導入されたプロデューサー・システムによる経営の合理化や、特撮などの技術的革新によって日本映画界に新風を起こし、都会的でモダンな感覚で描かれるミュージカル・コメディから、経験豊かな巨匠の手がける文芸作品にいたるまで、良質な娯楽映画を数多く送り出してきました。
本企画では、Part 1として、1935年の『弱虫珍選組』から2016年の『君の名は。』まで、各年代のハイライトといえる名作・ヒット作を中心に、提携・配給作品を含め、さまざまなジャンル・監督・スターの東宝作品計34本(31プログラム)を上映します。また、東宝京都撮影所で活躍し、今年、没後50年を迎える映画監督石田民三(1901-1972)の小特集も行います。
今秋開催のPart 2でも、戦前から2010年代の作品まで幅広く取り上げる予定です。日本映画界を代表するメジャーカンパニーのひとつとして、今も業界を牽引する東宝映画の90年間の足跡をたどります。
■(監)=監督 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 (声)=声の出演 (解)=解説・ナレーション
■スタッフ、キャスト欄の人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■特集には不完全なプリントや状態の悪いプリントが含まれていることがあります。
かぐや姫[短縮版] (33分・1935・J.O.スタヂオ・監:田中喜次)
新しき土[日英版] (114分・1937・Dr. Arnold Fanck-Film=J.O.スタヂオ=東和商事G.K.・監・脚:アーノルド・ファンク・監:伊丹万作)
2.人情紙風船[4Kデジタルリマスター版] (86分・1937・P.C.L.・監:山中貞雄) 3.綴方教室 (86分・1938・東宝映画・監:山本嘉次郎) 4.ハワイマレー沖海戰 (116分・1942・東宝映画・監・脚:山本嘉次郎) 5.青い山脈 他 (計180分・1949・東宝=藤本プロ・監・脚:今井正) 6.都会の横顔 (75分・1953・東宝・監・脚:清水宏) 7.七人の侍[4Kデジタルリマスター版] (207分・1954・東宝・監・脚:黑澤明) 8.ゴジラ[デジタルリマスター版] (97分・1954・東宝・監・脚:本多猪四郎) 9.浮雲[4Kデジタルリマスター版] (124分・1955・東宝・監:成瀨巳喜男) 10.ジャンケン娘 (92分・1955・東宝・監:杉江敏男) 11.地球防衛軍 (88分・1957・東宝・監:本多猪四郎) 12.無法松の一生 (104分・1958・東宝・監・脚:稲垣浩) 13.女ばかりの夜[4Kデジタルリマスター版] (92分・1961・東京映画・監:田中絹代) 14.
おせん (17分・1934・新興キネマ・監:石田民三)
33.夜の鳩 (70分・1937・J.O.スタヂオ・監:石田民三) 34.花ちりぬ (74分・1938・東宝京都・監:石田民三) 35.むかしの歌 (77分・1939・東宝京都・監:石田民三) 36.花つみ日記 (72分・1939・東宝京都・監:石田民三) 37.あさぎり軍歌 (81分・1943・東宝映画・監・脚:石田民三)
上映作品解説
1新しき土[日英版] 他(計152分)
- 2022年7月26日(火) 2:40 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月30日(土) 5:15 PM@長瀬記念ホール OZU
花より團子シリーズ 第三話 弱虫珍選組(5分・DCP・白黒)
少年侍の團子之助が活躍する「花より團子」シリーズ第3話にあたり、團子之助が女性を助けるため悪者と闘うコメディ仕立てのアニメーション短篇。1933年開設のJ.O.スタヂオ・トーキー漫画部に入社した市川義一が作画に参加しており、戦後には市川崑名義で監督として活躍した。
かぐや姫[短縮版](33分・35mm・白黒・日本語字幕付)
トーキー専用の貸スタジオとして設立された京都のJ.O.スタヂオによる、自社製作の第2回作品。宮城道雄の音楽と、日本画家・松岡映丘の美術により、日本的情緒を際立たせた音楽映画。円谷英二が松竹下加茂時代から特色としたローキー撮影を基調に多彩な特殊技術を駆使して幻想的な雰囲気をつくりあげている。
新しき土[日英版] The New Earth(114分・35mm・白黒・英語部分の日本語字幕なし)
日独親善の宣伝のために企画され、国際合作が行われた大作。欧州留学から帰国した輝雄(小杉)は日本的慣習に反発して婚約解消を言い出し、許婚の光子(原)は悲嘆にくれる。ファンクが監督するドイツ版と同時並行で、同じコンティニュイティ・俳優・スタッフを用いて伊丹万作が監督する日英版が撮影された。日英版は「西洋」対「日本」という対立構造を弱めるように構成されている。
*『かぐや姫』上映後、途中休憩あり
2人情紙風船[4Kデジタルリマスター版](86分・DCP・白黒)
- 2022年6月25日(土) 12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月20日(水) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
山中貞雄のP.C.L.入社第1作であり、日中戦争での戦病死により遺作となった。歌舞伎の「髪結新三」(「梅雨小袖昔八丈」)をもとに、江戸深川の長屋に暮らす人々の哀歓と世知辛い日常に訪れる破滅を悲喜劇的に描く。戦時下の閉塞状況を反映し、逃げ場のない不安を見据えた心理描写は冷徹である。同年の『戦国群盗伝』(滝沢英輔)に次ぐ前進座とP.C.L.の提携作品。
3綴方教室(86分・35mm・白黒)
- 2022年6月29日(水) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月31日(日) 1:20 PM@長瀬記念ホール OZU
大人の意表をつく子供の観点が人気を呼び、ベストセラーとなった無名の少女の作文集を映画化。綴方の才能を発揮していく正子(高峰)の目線から下町の人々の素朴で健やかな日常が生き生きと描き出される。1934年にP.C.L.に移籍して以来、東宝映画史において「第1作」と冠される重要作の数々を手がけた山本嘉次郎は、本作で青年時代から抱いていたセミ・ドキュメンタリー的なものへの希望を実現したと語っている。
4ハワイマレー沖海戰(116分・35mm・白黒)
- 2022年6月28日(火) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月27日(水) 2:20 PM@長瀬記念ホール OZU
海軍省の後援により東宝が製作した太平洋戦争開戦1周年記念の大作。国策映画として、海軍飛行兵に志願した義一(伊東)が厳しい訓練のすえパイロットとして出陣するという物語を軸としている。ハワイ真珠湾の米軍艦隊への奇襲とマレー半島沖での英軍艦隊への攻撃を再現した特殊技術班は円谷英二が率いており、後の東宝特撮部門の基盤となった。
5青い山脈 他(計180分)
- 2022年6月29日(水) 2:10 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月14日(木) 2:10 PM@長瀬記念ホール OZU
転校してきた新子(杉)を懲らしめるため、いたずらで出したラブレターが思わぬ事件に発展し、封建的な因習が残る地方都市は大騒ぎになる。民主主義的なものとして謳われた自由恋愛、女性解放の命題を明朗なタッチで描いた戦後青春映画の代表作。映画ののびのびとした世界が爽やかな解放感を与え、主題歌とともに大ヒットした。石坂洋次郎の原作は本作を皮切りに5回映画化されている。
*『青い山脈』上映後、途中休憩あり
青い山脈(90分・35mm・白黒)
青い山脈 前編梗概(9分・35mm・白黒)
續 青い山脈(81分・35mm・白黒)
6都会の横顔(75分・35mm・白黒)
- 2022年7月26日(火) 6:40 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月30日(土) 12:10 PM@長瀬記念ホール OZU
東宝に招かれた清水宏が銀座の街を舞台に、迷子になった少女(熱海)やその母親を探す人々を点描する。少女の面倒をみるサンドイッチマンを演じた池部良の人の好さも魅力的だが、東宝の日本劇場をはじめ銀座から有楽町にかけての街や建物が、清水の得意とする移動撮影やロングショットで捉えられ目を楽しませる。
7七人の侍[4Kデジタルリマスター版](207分・DCP・白黒)
- 2022年6月24日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月24日(日) 2:40 PM@長瀬記念ホール OZU
農民に雇われた7人の浪人と野武士たちの壮絶な闘いを、当時の平均の6倍にあたる1億2千万円ほどの製作費と1年の歳月をかけて空前のスケールで描いた大活劇。雨の中の戦闘シーンは、複数のキャメラを使用した大がかりな撮影と巧みな編集により映画史に残る名場面となっている。ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞の受賞など海外でも高く評価され、その後も国内外で様々なリメイク作品を生んだ。
*途中休憩あり
*7月24日(日) 2:40PMの回のチケットは完売しました。(7/23更新)
8ゴジラ[デジタルリマスター版](97分・DCP・白黒)
- 2022年7月16日(土) 3:10 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月29日(金) 12:50 PM@長瀬記念ホール OZU
原水爆実験の影響で、伝説の怪獣ゴジラが復活し、東京を蹂躙する。ゴジラが東京の街を破壊するスペクタクルなシーンは、核戦争の恐怖を感じていた時代背景のなかで現実感をもって受け止められ、以後、ゴジラは日本映画が誇る不滅のキャラクターとなった。本作のヒットは新しい映画ジャンルの幕開けとなり、本多猪四郎は円谷とのコンビで多くの特撮映画を手がけることになる。
9浮雲[4Kデジタルリマスター版](124分・DCP・白黒)
- 2022年6月24日(金) 5:50 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月31日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
敗戦後の世情を背景に、戦中に外地で愛し合った過去から逃れられない男女(森、高峰)が流転する。林芙美子の集大成的長篇を水木洋子が凝縮してシナリオ化。「こういう女の生き方というものを、冷たくつっぱなして描いた」と記した成瀨巳喜男は、名優・名スタッフ陣とともに不朽の名作として結実させた。当時『宮本武蔵』(1954、稲垣浩)、『ゴジラ』(1954)に次ぐ潤沢な製作費がかけられた。映画賞を総なめにするなど高く評価されるとともに、興行的にも成功。撮影所の精華として映画全盛期を象徴する一篇でもある。
10ジャンケン娘(92分・35mm・カラー)
- 2022年7月1日(金) 3:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月24日(日) 12:05 PM@長瀬記念ホール OZU
東宝のカラー映画4作目として、人気沸騰中のひばり、チエミ、いづみの三人娘の初共演を実現させたミュージカル・コメディ。東京の女子高生ルリ(美空)と由美(江利)は、修学旅行先の京都で仲良くなった舞妓・雛菊(雪村)が上京して人探しするのを手伝うが…。本作で青春コメディのスタイルを打ち出した杉江敏男は、以降も「三人娘」や「お姐ちゃん」、「若大将」などヒットシリーズの作品を多く手がけた。
11地球防衛軍(88分・35mm・カラー)
- 2022年7月10日(日) 1:20 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月29日(金) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
母星を核戦争で失い地球に襲来したミステリアンとそれに立ち向かう地球防衛軍の、超科学兵器を用いた攻防戦を描く。特殊プラスチックで製作した巨大ロボットが東宝の特撮映画に初めて登場するほか、空飛ぶ円盤や精巧に作られた宇宙ステーションなど宇宙開発競争時代のSF的想像力が炸裂する。火事、洪水シーンは、円谷英二が10倍まで高速撮影ができる自前のキャメラを用いて迫力ある画面に仕上げている。
12無法松の一生(104分・35mm・カラー)
- 2022年7月6日(水) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月23日(土) 6:15 PM@長瀬記念ホール OZU
人力車の車夫で、乱暴者だが心優しい松五郎(三船)の生涯を描く。大映製作、阪東妻三郎主演の『無法松の一生』(1943、稲垣浩)では、松五郎が亡くなった軍人の妻へ思慕の念を打ち明ける場面などが検閲でカットされたため、稲垣が伊丹万作の名脚本を完全に残そうと、三船敏郎を主演に再映画化。カラー作品となり、花火のシーンなど色彩も楽しませる。第19回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。
13女ばかりの夜[4Kデジタルリマスター版](92分・DCP・白黒)
- 2022年7月1日(金) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月30日(土) 2:40 PM@長瀬記念ホール OZU
東宝初の女性監督による長篇劇映画は、1953年に監督業に進出して丁寧な作風で注目されていた田中絹代の5作目。売春防止法施行後、偏見の中で更正の道を歩む女性たちを描く。田中と『乳房よ永遠なれ』(1955)でも組んだ田中澄江が、梁雅子の小説『道あれど』に大幅に手を加えて真摯な社会派ドラマとして脚色。『夜の女たち』(1948、溝口健二)で売春婦を演じた田中が女性の立場から演出し、主役に抜擢された原知佐子の好演も光る。
14小早川 家の秋(103分・35mm・カラー・英語字幕付 with English subtitles)
- 2022年7月13日(水) 1:10 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月19日(火) 6:15 PM@長瀬記念ホール OZU
松竹から小津安二郎が招かれ、東宝を代表する俳優やスタッフが顔を揃えた宝塚映画創立10周年記念作品。小早川家の当主・万兵衛(中村)は昔の愛人(浪花)に再会し、毎日ウキウキしている。そんなある日、万兵衛が心臓発作で倒れ、小早川家にも変化が訪れるが…。軽快なテンポの関西弁が明るい雰囲気を漂わせるなか、突如現れる侘しい風景が、諸行無常のテーマを強烈に印象づける。
17忠臣蔵 花の巻 雪の巻(207分・35mm・カラー)
- 2022年7月6日(水) 1:20 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月19日(火) 1:20 PM@長瀬記念ホール OZU
東宝創立30周年の記念作で、前年に松竹から移籍した八代目松本幸四郎を大石内蔵助役に迎え、東宝の歌舞伎・映画俳優が勢ぞろいした大作。個々の登場人物を明快に際立たせた脚本と、贅を尽くした美術により、東宝の忠臣蔵映画の決定版となった。「当選者には家一軒!」と銘打たれた配役当ての懸賞募集など、社をあげての事前宣伝も行われた。原節子の最後の出演作品でもある。
*途中休憩あり
15その場所に女ありて(94分・35mm・カラー)
- 2022年7月9日(土) 11:15 AM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月15日(金) 2:40 PM@長瀬記念ホール OZU
高度経済成長期の広告業界を舞台に、当時まだ珍しかったキャリアウーマンを主役として、仕事も恋も割り切り男社会を生きぬく女性像をクールに描く。鈴木英夫は、戦中に助監督として東宝に所属後、大映と新東宝を経て1954年に東宝に再入社し、サスペンスからサラリーマンものや女性映画に至るまで幅広く腕を振るった。鈴木と名コンビの逢沢譲による鋭敏な撮影や、無機質なオフィスなどに現代性を表現した竹中和雄の美術も見どころ。
*7月9日(土) 11:15AMの回は、上映前に司葉子さん(『その場所に女ありて』主演/予定)による上映前トーク(約30分)があります。当イベントにはマスコミの取材が入る予定です。
*上記の上映回のチケットは完売しました。(7/5更新)
16ニッポン無責任時代[デジタルリマスター版](86分・DCP・カラー)
- 2022年6月30日(木) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月23日(土) 12:05 PM@長瀬記念ホール OZU
無責任男の平均(植木)は口先と要領のよさを武器に大会社にもぐり込み、あれよあれよと出世していく。「スーダラ節」の爆発的ヒットを受け、植木等のキャラクターを前面に押し出した新機軸のサラリーマン喜劇。このヒットによって、東宝は以後クレージーキャッツの主演映画を次々と送り出すこととなった。ヒロインには、当時の東宝の人気作品「お姐ちゃん」シリーズの面々が顔をそろえている。
18太平洋奇跡の作戦 キスカ(104分・35mm・白黒)
- 2022年7月7日(木) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月17日(日) 12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
1943年の日本海軍のキスカ島撤退作戦を題材にした守備隊5000名の救出劇。作戦立案の苦渋を経て冷静沈着に指揮する大村少将(三船)のもと、救出に向かう各艦とそれを待つ守備隊の双方のドラマが交錯する。特撮シーンのリアリティを出すため白黒撮影を選択。丸山誠治は本作で評価され、以降の戦記大作を担った。特攻隊員としての従軍経験を持つ脚本家の須崎勝弥は、丸山や松林宗恵と組んで多くの戦争映画を手がけた。
19フランケンシュタイン対地底怪獣 (93分・35mm・カラー)
- 2022年7月10日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月29日(金) 3:40 PM@長瀬記念ホール OZU
戦中、不死身の兵士を作るために広島に運ばれたフランケンシュタインの心臓が、敗戦から15年後、怪童に成長して現れる。東宝が海外に活路を求め、ベネディクト・プロと提携した初の日米合作怪獣映画。『キングコング対ゴジラ』(1962、本多猪四郎)のキングコングに続き、海外の怪物フランケンシュタインが初登場するが、古畑弘二が生身の体で演じることで異形の者の悲しみがにじみ出る。
20エレキの若大将(94分・35mm・カラー)
- 2022年6月25日(土) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月8日(金) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
エレキギターブームを背景にした娯楽青春映画。「若大将」シリーズ(1961-1981)最多登板の岩内克己による第6作は、華やかな展開を軽快なテンポで盛り込み、最高傑作となった。加山雄三は1960年に東宝に入社し同年に出演した『男対男』(谷口千吉)と『独立愚連隊西へ』(岡本喜八)で一躍スターとなり、スポーツと音楽が得意な素質を活かして本シリーズが企画された。うち18本に主演した加山だが、そのほか黒澤明、成瀨巳喜男、千葉泰樹などの作品でも活躍。
21クレージー黄金作戦(157分・35mm・カラー)
- 2022年6月30日(木) 2:40 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月23日(土) 2:35 PM@長瀬記念ホール OZU
東宝創立35周年記念作品の一つとして製作されたクレージーキャッツ主演「作戦」シリーズの第9作。博打好きの僧侶(植木)ら一攫千金を狙う男たちがラスベガスを舞台に騒動を繰り広げる。ラスベガスの目抜き通りを封鎖して撮影されたミュージカルシーンなど本格的なアメリカロケを敢行したことで話題を呼び、配給収入3億以上を記録する大ヒットとなった。
22日本のいちばん長い日[4Kデジタルリマスター版](157分・DCP・白黒)
- 2022年6月28日(火) 2:10 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月17日(日) 3:30 PM@長瀬記念ホール OZU
大宅壮一編(半藤一利著)によるノンフィクションをもとに、前日から1945年8月15日の玉音放送までの24時間の攻防を描いた大作。多数の人物の行動をドキュメンタリータッチの群像劇として描き、岡本喜八の代表作の一つとなった。この映画のヒットをきっかけとして、東宝は「8.15」シリーズと呼ばれる一連の戦争映画を連打することとなる。
23激動の昭和史 沖縄決戦(149分・35mm・カラー)
- 2022年6月26日(日) 12:20 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月27日(水) 5:30 PM@長瀬記念ホール OZU
「8.15」シリーズの第5作として、第二次世界大戦末期の沖縄戦をテーマにした戦場群像劇。本土攻撃を阻止すべく極限状態のなかで判断を迫られる軍人たちや壮烈な戦闘の犠牲となった民間人たちの姿を、冒頭からラストまで息の詰まるような緊迫感をもって描き切る。
24日本沈没[4Kデジタルリマスター版](143分・DCP・カラー)
- 2022年7月12日(火) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月21日(木) 5:30 PM@長瀬記念ホール OZU
小松左京のベストセラー小説を当時の東宝特撮技術を結集して映画化。地殻変動によって日本列島が沈みゆくなか、危機に対処しようとする人々の姿を描く。配給収入20億円超の大ヒットを記録し、その後もたびたび再映像化がなされるなど後世まで多大な影響を残した。
25華麗なる一族(211分・35mm・カラー)
- 2022年7月8日(金) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月13日(水) 4:10 PM@長瀬記念ホール OZU
『白い巨塔』(1966)の山崎豊子=山本薩夫の原作・監督コンビにより、阪神財界を舞台に銀行経営者一族の権力争いを描く。山本が東宝退社以来26年ぶりに起用された点も話題となり、豪華キャストが演技の火花を散らす社会派ドラマとしてヒットし、大作路線を軌道に乗せた。芸苑社は、1970年代に東宝における製作機構の分離独立により設立され、東京映画、東宝映像、東宝映画、青灯社と並んで「五核」体制を担った。
*途中休憩あり
26駅 STATION[デジタルリマスター版](131分・DCP・カラー)
- 2022年7月5日(火) 2:40 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月21日(木) 1:50 PM@長瀬記念ホール OZU
北海道警察の刑事(高倉)と3人の女性たちの関係を軸とする物語を、人と人が出会い別れゆく駅の情景に重ねて描いた三部構成のヒューマンドラマ。倉本聰が高倉健のために書き下ろした脚本をベースとしており、監督の降旗康男と高倉にとっても名コンビとの評価を決定づける一作となった。
27家族ゲーム[4Kデジタルリマスター版](106分・DCP ・カラー)
- 2022年6月25日(土) 3:20 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月5日(火) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU
高校受験をする次男(宮川)に付けた家庭教師(松田)の奇妙な振る舞いから家族にさざ波が立つ。ユーモアとペーソスを交えて現代の中流家庭を浮き彫りにした森田芳光の代表作。1961年に東宝と東和の支援により始まったATG(日本アート・シアター・ギルド)は、外国映画の配給を発端に、1967年からは独立プロと提携して作家性の強い日本映画を製作し、1970年代末以降は新進監督たちの登用を進めた。
28ゴジラVSキングギドラ(103分・35mm・カラー)
- 2022年7月12日(火) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月16日(土) 12:15 PM@長瀬記念ホール OZU
「平成ゴジラ」シリーズとして前作『ゴジラVSビオランテ』(1989)に続いて大森一樹が手がけ、アメリカ映画から着想を得てタイムトラベルを組み込んだ作品。本多猪四郎、円谷英二時代の『怪獣大戦争』(1965)を想起させる序盤に始まり、戦記やSFの要素も盛り込み、怪獣映画の枠を越えて奇想天外に展開。伊福部昭が『メカゴジラの逆襲』(1975)以来シリーズとして16年ぶりに音楽を担当。1954年作品から数えて18作目に当たる。
30シン・ゴジラ(120分・DCP・カラー・日本語字幕付)
- 2022年6月26日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月16日(土) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
「ミレニアム」シリーズ(1999-2004)以来、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014、ギャレス・エドワーズ)を経て、12年ぶりとなった日本版シリーズ第29作。庵野秀明と樋口真嗣が『巨神兵東京に現わる』(2012)で試みたカタストロフ描写を発展させ、非常事態下のポリティカル・サスペンスとして東日本大震災にインスパイアされて構成。興行収入82億5000万円の大ヒットにより、邦画実写映画歴代10位に入った。
※7月16日(土)の上映は日本語字幕付で行います。
31君の名は。(107分・DCP・カラー・日本語字幕付)
- 2022年7月9日(土) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月15日(金) 5:50 PM@長瀬記念ホール OZU
『言の葉の庭』(2013)など話題作を生み出していた新海誠監督が、ヒット作を数多くプロデュースしてきた古澤佳寛や川村元気と組んだアニメーション作品。身体の入れ替わりと彗星の飛来を巧みに組み合わせた壮大な作劇が魅せ、250億円を超える興行収入を記録した。モデルとなった場所をファンが訪れる社会現象も生じた。
※7月15日(金)の上映は日本語字幕付で行います。
29永遠の0(144分・35mm・カラー)
- 2022年7月7日(木) 5:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月20日(水) 2:50 PM@長瀬記念ホール OZU
佐伯(三浦)は祖父が宮部久蔵(岡田)という戦死した特攻隊員だったことを知り、戦時下において生きることに執着したという祖父について調べ始める。監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)などVFXを活かした映画作りで知られる山崎貴。『ハワイマレー沖海戦』(1942)といった戦争映画ではなく、戦争を舞台にした人間ドラマを作ろうとしたと語っている。
■小特集 没後50年 映画監督 石田民三
石田民三(1901-1972)は秋田県平鹿郡増田町(現・横手市)生まれ。1926年に『愛傷』で監督デビュー。東亜キネマでは主に剣戟映画を手がけていたが、帝キネ、新興キネマ時代に鈴木澄子主演の女性映画、明治もので頭角を現し、東宝京都時代には花街映画の傑作を立て続けに発表した。浪曲映画から戦後は観光映画まで、生涯に手がけた映画は約90本。戦後は京都の花街・上七軒で妻とお茶屋を営みながら北野をどりの作・演出を行った。
作品解説:佐藤圭一郎(映画研究)
32天明怪捕物 梟 他(計76分)
- 2022年7月2日(土) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月22日(金) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU
天明怪捕物 梟 (59分・35mm・16fps・無声・染色・不完全)
目明し(阪東)と与力(御園)が謎の怪盗「梟」を追う捕物帖。団徳磨がメーキャップ、扮装に凝りだした最初期のもの。現存フィルムに監督クレジットが欠落しており、石田の兄弟弟子「原敏雄」監督第一作ともいわれるが、『日本映画俳優名鑑 昭和九年度』等、石田の監督作として扱っている文献もある。
おせん(17分・35mm・16fps・無声・白黒・部分)
新興キネマ時代の石田の代表作。おせん(鈴木)、菊之丞(木村)の悲恋物語だが、現存する断片は、2人がお蓮(泉)の奸計で別れた事情を知らない松五郎(小宮)が菊之丞宅へ殴り込み、春信(松本)に菊之丞の浮世絵を描いてくれるようおせんが泣き口説く場面で、映画の後半部分。新聞連載時に話題になった小村雪岱の挿絵を再現した美術も確認できる。
(原版寄贈:佐藤圭一郎)
33夜の鳩(70分・16mm・白黒)
- 2022年7月2日(土) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月28日(木) 6:40 PM@長瀬記念ホール OZU
浅草の小料理屋たむらの元看板娘おきよ(竹久)は、兄嫁による経営方針の転換で江戸前の店が変質したことを嘆いている。また、おきよは加齢による容色の衰えに焦り、好意をよせていた劇作家の村山(月形)を妹おとし(五條)にとられることを恐れている。おしげ(梅園)もやくざな義父と母の間で苦悩する。女性たちの過酷な運命が酉の市の賑やかさと対比的に繊細に描かれる。武田麟太郎の原作シナリオの映画化。
34花ちりぬ(74分・35mm・白黒・英語字幕付 with English subtitles)
- 2022年7月2日(土) 3:50 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月22日(金) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
禁門の変前夜。お茶屋に生まれながら外の世界を夢みるあきら(花井)、流れ者の芸妓・種八(水上)、現実主義者のお燗番・都(林)など、祇園のお茶屋まつ由に生きる女性たちを描いた石田の代表作。登場人物は女性のみでキャメラはお茶屋を一歩もでることがない。劇作家・森本薫の初の映画シナリオをもとに、石田は長年のお茶屋通いの経験から理想のセットを作らせ、俳優たちに1か月の稽古をして撮影に臨んだ。
35むかしの歌(77分・35mm・白黒・英語字幕付 with English subtitles)
- 2022年7月3日(日) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月22日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
『花ちりぬ』に続いて森本薫のシナリオによる明治もの。大阪・船場の船問屋のいとはんお澪(花井)は、ある日出会った貧乏士族の娘お篠(山根)を妹のようにかわいがり面倒をみているが、西南戦争に伴う家の没落でお澪は芸者に出されてしまう。花井蘭子は出生の秘密を抱えた複雑な役を見事に演じており、花街に生きる女の哀歓を描くラストシーンが素晴らしい。許嫁の珊次(藤尾)のぼんちぶりも絶品。
36花つみ日記(72分・35mm・白黒)
- 2022年7月9日(土) 5:20 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月14日(木) 6:40 PM@長瀬記念ホール OZU
大阪の女学校を舞台にした友情物語。宗右衛門町のお茶屋の娘・栄子(高峰)と転校生みつる(清水)はすぐに親友になるが、先生(葦原)をめぐってささいなことで絶交し、栄子は女学校をやめ舞妓になる。当時高峰は何度も女学生を演じているが、そのなかでも本作は出色。劇中何度も歌われる主題歌に加え、讃美歌から純邦楽まで流れる音楽映画としても楽しい。戦前の大阪ロケも貴重である。
37あさぎり軍歌(81分・16mm・白黒)
- 2022年7月3日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年7月28日(木) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
旗本の國武三兄弟、辰太郎(坂東)、勝輔(黒川)、眞三(隆野)それぞれの生き方を描いて時局批判も仄見える幕末維新もの。深川芸者(花井)と結婚して町人になり、弟・勝輔の参戦する上野戦争も傍観して武器開発に勤しむ辰太郎は、兵器増産推進を口実にした厭戦的人物のように見える。石田はこの映画で軍部にいじめられたことで映画界を離れたと後に語っている。
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2022年6月24日(金)
11:00 AM 開館
*途中休憩あり 7七人の侍[4Kデジタルリマスター版]
2022年6月25日(土)
11:00 AM 開館
2022年6月26日(日)
11:00 AM 開館
2022年6月28日(火)
11:00 AM 開館
2022年6月29日(水)
11:00 AM 開館
2022年6月30日(木)
11:00 AM 開館
2022年7月1日(金)
11:00 AM 開館
2022年7月2日(土)
11:00 AM 開館
2022年7月3日(日)
11:00 AM 開館
2022年7月5日(火)
11:00 AM 開館
2022年7月6日(水)
11:00 AM 開館
*途中休憩あり 17忠臣蔵 花の巻 雪の巻
2022年7月7日(木)
11:00 AM 開館
2022年7月8日(金)
11:00 AM 開館
2022年7月9日(土)
10:30 AM 開館
*上映前トーク予定 15その場所に女ありて
2022年7月10日(日)
11:00 AM 開館
2022年7月12日(火)
11:00 AM 開館
2022年7月13日(水)
11:00 AM 開館
2022年7月14日(木)
11:00 AM 開館
2022年7月15日(金)
11:00 AM 開館
2022年7月16日(土)
11:00 AM 開館
2022年7月17日(日)
11:00 AM 開館
2022年7月19日(火)
11:00 AM 開館
*途中休憩あり 17忠臣蔵 花の巻 雪の巻
2022年7月20日(水)
11:00 AM 開館
2022年7月21日(木)
11:00 AM 開館
2022年7月22日(金)
11:00 AM 開館
2022年7月23日(土)
11:00 AM 開館
2022年7月24日(日)
11:00 AM 開館
*途中休憩あり 7七人の侍[4Kデジタルリマスター版]
2022年7月26日(火)
11:00 AM 開館
2022年7月27日(水)
11:00 AM 開館
2022年7月28日(木)
11:00 AM 開館
2022年7月29日(金)
11:00 AM 開館
2022年7月30日(土)
11:00 AM 開館
2022年7月31日(日)
11:00 AM 開館
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チケット料金
一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円
/障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ・未就学児・優待:無料(*セブン-イレブンのマルチコピー機で購入される場合は手数料のみかかります。)
・料金が無料の方もチケットをお求めください。
・未就学児、優待の方は「障害者または付添者等」券をお求めください。
・料金区分の違うチケットでは入場できません。差額のお支払いで観覧することはできません。
・証明書にて割引・無料のチケットをご予約いただけるのは、ご来館者おひとりにつき、各回1枚のみです。ご来館者おひとりで複数枚の割引・無料チケットをご予約することはできません。
・原則払い戻しはいたしません。ただし、感染症の状況に応じて変更することがございます。その場合は、HPにて発表いたします。
新たに電子チケットを導入しました!
上映日時ページより電子チケットをオンライン販売します。詳しい購入手順の説明はこちら(PDF)をご参照ください。上映日時ページから購入される場合は、3ページ目からご覧ください。
電子チケットを購入される方へ
※各回260席ほど販売
※紙のチケットの発券不要
※手数料無料
※座席選択可
発売日
6月14日(火)以降、毎週火曜10:00amに翌週火曜日~日曜日の上映分を発売。
販売期限
各回の開映15分前まで。
購入方法
1. 本ホームページの上映日時ページからご覧になりたい作品の上映日時を選択。
2. 座席と券種を選択。
3. メールアドレスやクレジットカードまたはd払いの情報等必要事項を入力。
※無料券の方はクレジットカードやd払いの情報は不要です。
4. 申込が完了しますと、3. で入力したメールアドレスにQRコード付きのチケットが届きます。
※etix.comからのメールを受信できるよう予め設定をお願いします。
※申込済みチケットの照会はこちらの「申込済みチケット照会」を選択ください。
入場方法
・入場時に、QRコードを表示したスマホ画面、またはQRコードを印刷したものをご提示ください。
(※QRコードのご提示がない場合はご入場できませんので、PCにより電子チケットをご購入された方は、必ずQRコードのPDFを印刷してご持参ください。)
・学生、65歳以上、障害者、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、優待の方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方はご入場できません。
・各回の開映後の入場はできません(予告篇はなく、本篇から上映します)。
・開場は開映30分前です。
【ご注意ください!】電子チケットには特集名や作品名が表示されません(上映日時のみ表示されます)。お間違いのないようご購入・ご提示ください。
セブン-イレブンでの購入は引き続きご利用になれます。
セブン-イレブンのマルチコピー機で購入される方へ
セブン-イレブンでもチケットぴあを通じてチケットを販売します。
チケットぴあサイトでのオンライン販売はございません。セブン-イレブンのマルチコピー機での販売のみです。
※各回50席のみ販売
※紙のチケットを発券してからご来館ください。
※発券手数料110円 がかかります。
※全席指定席/座席選択不可
[Pコード:552-203]
発売日
6月14日(火)以降、毎週火曜10:00amに翌週火曜日~日曜日の上映分を発売。
販売期限
各回の開映15分前まで。
入場方法
・入場時に、チケットの半券をご自身で切り離してお出しください。
・学生、65歳以上、障害者、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、優待の方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方はご入場できません。
・各回の開映後の入場はできません(予告篇はなく、本篇から上映します)。
・開場は開映30分前です。
下記の回は完売しております。(7/23更新)
(電子チケットおよびセブン-イレブンのチケットぴあ購入のいずれも完売です。)
・7月9日(土) 11:15am『その場所に女ありて』
・7月24日(日) 2:40pm 『七人の侍』[4Kデジタルリマスター版]
トークイベントのお知らせ
7月9日(土) 11:15am 『その場所に女ありて』上映前(約30分間)
▶登壇ゲスト:司葉子さん(『その場所に女ありて』主演/予定)
・当イベントにはマスコミの取材が入る予定です。
・トークのみの参加はできません。
必ずチケットをご購入の上、ご来場ください。
・当上映回のチケットは完売しました。(7/5更新)
マスク着用のない方の入館をお断りします。
当館の新型コロナウイルス感染症拡大防止策
・来館者全員への検温を実施。
・館内各所に手指用消毒液を設置。
・清掃・消毒を強化。
・ホール内の換気を強化。
・スタッフはマスク・手袋等を着用して対応。
・受付などの対面場所に飛沫ガードを設置。
ご来館の皆様へのお願い
・発熱や風邪などの症状がある方は、来館をお控えください。
・咳エチケットにご協力ください。
・館内で体調を崩された場合は、スタッフにお知らせください。
・こまめな手洗いや手指の消毒にご協力ください。
・入退場やご観覧の際は、互いに適切な距離を保つようお願いいたします。
・ロビー等での飲食は、蓋の閉まる飲み物以外は禁止にさせていただきます。
・感染発生時の入館者追跡のため、ご自身で入館日時の記録をお願いいたします。
上映以外に関する当館の対策およびお願いにつきましては、こちらをご覧ください。