小沢昭一による軽快なナレーションに乗せて、土本が長年の日課としてきた新聞記事の切り抜きを一枚一枚たどりながら、原子力発電所の安全性に対する疑問を提示する。土本流の「アーカイバル・ドキュメンタリー」として異色を放っている。
小ホール
原発切抜帖
小沢昭一による軽快なナレーションに乗せて、土本が長年の日課としてきた新聞記事の切り抜きを一枚一枚たどりながら、原子力発電所の安全性に対する疑問を提示する。土本流の「アーカイバル・ドキュメンタリー」として異色を放っている。 ’82(青林舎)(監)土本典昭(撮)渡辺重治(録)久保田幸雄(音)高橋悠治と水牛楽団(解)小沢昭一 はじけ鳳仙花 わが筑豊 わが朝鮮
朝鮮人を強制連行して酷使した軍国日本を告発する画家・富山妙子のリトグラフ作品が、詩や高橋悠治の音楽と重ね合わされてゆく。土本は富山の日本人離れした日本への憎悪に違和感を抱きつつも、人間としての画家を魅力的にフィルムに収めた。 ’84(幻燈社)(監)土本典昭(原)(出)富山妙子(撮)清水良雄、石井浩一(録)本間喜美雄、入谷勝(音楽)高橋悠治、三宅榛名(解)李礼仙 ■(監)=監督、演出 (原)=原作、原案 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (録)=録音 (編)=編集 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説 |
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