映画が誕生して110年以上が経った現在、その基盤であるフィルム文化にかつてない大きな変容が訪れています。デジタル技術が、映画の製作から上映までの全領域にわたって、急速かつ広範に浸透しつつあります。一方、それに反比例するかのように、フィルムは撮影や編集の現場から、そして映画館のスクリーンから姿を消しはじめています。
Q: 映画 フィルムはもう作られないとニュースで聞いた気がするのですが。
Q: デジタル媒体で保存したほうがよいのではないですか。 Q: デジタル保存のリスクとは何ですか。 Q: デジタル保存のコストはフィルムより大きいのですか。 Q: フィルムセンターは、デジタル技術に否定的な立場を取っているのですか。 Q: デジタル復元した後、フィルム原版はどうなるのですか。
Q: 65,517本の内訳はどうなっていますか。 戦前期、特に無声映画作品の残存率は、欧米諸国のそれと比べてきわめて少ないです。フィルムセンター所蔵の作品数で計算した場合、年代別に0.2%(1910年代)、3.8%(1920年代)、10.7%(1930年代)、29.8%(1940年代)となります。 当センターでは文化・記録映画やニュース映画等も大量に所蔵しており、その占める割合はきわめて高いものがあります。しかし、これまで製作された作品の総数を算定することはむずかしく、どれだけ残されているのかを正確につかむことができないのが現状です。 Q: なぜこれほど少ないのですか。 Q: 国会図書館に出版図書が納本されているような形の法定納本制度は、映画フィルムにはないのですか。 Q: そもそも、なぜ映画を保存するのですか。 Q: 国内に、フィルムセンターの他にフィルム保存を行っている機関はありますか。 更新履歴 |
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