収集・保存・復元 フィルムセンターでは、映画フィルムの網羅的な収集を基本とし、芸術性に優れた作品、映画史上で重要な作品、散逸や劣化、滅失の危険性が高い作品、事業を構成する上で必要な作品等の収集を優先しながら、相模原分館に保存しています。
昭和61(1986)年に竣工した映画保存棟Ⅰは、最大約22万缶の映画フィルムが収集可能で、フィルム缶を1缶ずつ格納する可動棚で保管しています。また、映画保存棟Ⅰに付設された映写ホールでは、検査用の業務試写に加え、地域との連携事業等を行っています。 平成23(2011)年には、映画保存棟Ⅱが竣工されたことにより、さらに約26万6千缶の映画フィルムの収蔵が可能になるとともに、映画文献資料室や映画技術資料室は室温21℃(±2℃)、湿度50%(±5%)に設定され、映画関連資料も適切な温湿度環境で保管することができるようになりました。 [土地建物] |
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