言わずと知れた名作戯曲の8度目の映画化で、股旅映画の傑作。すでに時代劇映画が衰退した時期に、加藤泰と中村錦之助が時代劇再興の想いをこめて作った。気のいいやくざ・身延の朝吉(渥美)とやくざ志望の若者・昌太郎(岡崎)は、脚本の鈴木尚之と掛札昌裕による創作だが、この2人の存在が物語をより陰影の深いものにしている。
大ホール
沓掛時次郎 遊俠一匹
言わずと知れた名作戯曲の8度目の映画化で、股旅映画の傑作。すでに時代劇映画が衰退した時期に、加藤泰と中村錦之助が時代劇再興の想いをこめて作った。気のいいやくざ・身延の朝吉(渥美)とやくざ志望の若者・昌太郎(岡崎)は、脚本の鈴木尚之と掛札昌裕による創作だが、この2人の存在が物語をより陰影の深いものにしている。 1966(東映京都)(監)加藤泰(原)長谷川伸(脚)鈴木尚之、掛札昌裕(撮)古谷伸(美)井川徳道(音)斎藤一郎(出)中村錦之助、池内淳子、中村信二郎、東千代之介、弓恵子、岡崎二朗、渥美清 ■(監)=監督 (原)=原作 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演 |
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