山下耕作の監督デビュー作で、前年東映に入社した沢村訥升(後に九代目澤村宗十郎)の主演第1回作品。勝浦藩の若殿・稲葉桐太郎(沢村)が密貿易で私腹を肥やす国家老・平山主膳(加賀)の悪事を暴いて活躍する。
大ホール
若殿千両肌
山下耕作の監督デビュー作で、前年東映に入社した沢村訥升(後に九代目澤村宗十郎)の主演第1回作品。勝浦藩の若殿・稲葉桐太郎(沢村)が密貿易で私腹を肥やす国家老・平山主膳(加賀)の悪事を暴いて活躍する。 1961(東映京都)(監)山下耕作(原)森達二郎(脚)大和久守正、浜川博美、安田猛人(撮)松田正二(美)前田清(音)小沢秀夫(出)沢村訥升、若山富三郎、青山京子、中里阿津子、円山栄子、加賀邦男、南郷京之助、藤代佳子、久我惠子、杉狂児 関の彌太ッぺ
十年前、自分が助けた小夜(十朱)が同じ稼業の森介(木村)に苦しめられていることを知った渡世人・弥太郎(中村)は、小夜の家に乗り込み彼女を救う。むくげの花が咲く垣根越しに、弥太郎は小夜に十年前と同じ言葉を語りかける…。山下耕作が情感豊かに描いた股旅映画の名作。 1963(東映京都)(監)山下耕作(原)長谷川伸(脚)成沢昌茂(撮)古谷伸(美)桂長四郎(音)木下忠司(出)中村錦之助、十朱幸代、夏川静江、岩崎加根子、木村功、月形龍之介、鳳八千代、大坂志郎、安部徹、武内亨、砂塚秀夫、遠藤辰雄 ■(監)=監督 (原)=原作 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演 |
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