種違いの妹に過剰な愛を注ぐやくざの実(勝)と、そんな兄の束縛に反抗しつつも彼を深く愛しているあかね(大谷)。黒岩重吾の小説「崖の花」を勝新太郎の主演で映画化、近親相姦のテーマに踏み込んだ野心作。『肉弾』(1968、岡本喜八監督)でデビューした大谷直子が激しい性格の妹を演じ女優としての飛躍を見せた。
大ホール
やくざ絶唱
種違いの妹に過剰な愛を注ぐやくざの実(勝)と、そんな兄の束縛に反抗しつつも彼を深く愛しているあかね(大谷)。黒岩重吾の小説「崖の花」を勝新太郎の主演で映画化、近親相姦のテーマに踏み込んだ野心作。『肉弾』(1968、岡本喜八監督)でデビューした大谷直子が激しい性格の妹を演じ女優としての飛躍を見せた。 '70(大映東京)(監)増村保造(原)黒岩重吾(脚)池田一朗(撮)小林節雄(美)矢野友久(音)林光(出)勝新太郎、大谷直子、田村正和、川津祐介、太地喜和子、荒木道子、青山良彦、平泉征、加藤嘉、早川雄三、内田朝雄、中条静夫、中田勉、仲村隆 ■(監)=監督・演出 (原)=原作 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 |
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