北海道の有力者の家庭に育った少年(内田)が、父と愛人の情事を目撃したのを機に、自我に目覚めてゆく。三浦綾子の小説を映画化。増村は、少年の眼から見た大人の世界と、少年の肉体と精神のアンバランスに焦点を絞っている。対照的な大人の女性を演じた若尾文子と松尾嘉代が圧倒的な存在感を見せている。
大ホール
積木の箱
北海道の有力者の家庭に育った少年(内田)が、父と愛人の情事を目撃したのを機に、自我に目覚めてゆく。三浦綾子の小説を映画化。増村は、少年の眼から見た大人の世界と、少年の肉体と精神のアンバランスに焦点を絞っている。対照的な大人の女性を演じた若尾文子と松尾嘉代が圧倒的な存在感を見せている。 '68(大映東京)(監)増村保造(原)三浦綾子(脚)池田一朗(撮)小林節雄(美)下河原友雄(音)山内正(出)若尾文子、緒形拳、松尾嘉代、梓英子、南美川洋子、内田喜郎、島田博、荒木道子、内田朝雄、竹内哲郎、河島尚真、三笠すみれ、目髙加月枝 ■(監)=監督・演出 (原)=原作 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 |
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