増村が若尾文子、また新鋭脚本家・白坂依志夫とコンビを組んだ最初の作品。また、最初のカラー作品でもある。正妻の子ではないため一家から家政婦扱いを受ける有子（若尾）が、「青空のごとく生きる」と宣言し、堂々と生きていく。増村は、『くちづけ』以上に通俗的な物語を息もつかせぬ速度で語り切り、新世代監督の旗手に躍り出た。
大ホール
青空娘
（88分・35mm・カラー）
（88分・35mm・カラー）
'57（大映東京）（監）増村保造（原）源氏鷄太（脚）白坂依志夫（撮）髙橋通夫（美）柴田篤二（音）小杉太一郎（出）若尾文子、川崎敬三、菅原謙二、三宅邦子、信欣三、東山千栄子、沢村貞子、品川隆二、八潮悠子、藤田佳子、ミヤコ蝶々、南都雄二
■（監）＝監督・演出 （原）＝原作 （脚）＝脚本・脚色 （撮）＝撮影 （美）＝美術 （音）＝音楽 （出）＝出演
■スタッフ、キャストの人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
