『白い壁畫』の後、千葉は大映に移り、マルセル・パニョルの戯曲「マリウス」を翻案した本作を撮る。唐津港の近くで七代続く居酒屋「碇屋」を営む父親と3人の子供を中心に、彼らと近隣の人々の暮らしが、日清戦争から台湾割譲そして日露関係の緊張へと向かう時代の変化をまじえながら淡々と描かれる。
大ホール
海猫の港
『白い壁畫』の後、千葉は大映に移り、マルセル・パニョルの戯曲「マリウス」を翻案した本作を撮る。唐津港の近くで七代続く居酒屋「碇屋」を営む父親と3人の子供を中心に、彼らと近隣の人々の暮らしが、日清戦争から台湾割譲そして日露関係の緊張へと向かう時代の変化をまじえながら淡々と描かれる。 1942(大映東京)(監)千葉泰樹(脚)吉田二三夫、石田吉男(撮)長井信一(美)仲美喜雄(音)杉山長谷雄(出)杉狂兒、瀧口新太郎、見明凡太朗、姫美谷接子、中野正野、藤村昌子、五十川靜江、吉谷久雄、齋藤紫香 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演 |
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