花売り女や酒場、大通り、市場といったウィーンの日常生活のスケッチと、芸人による滑稽な寸劇が入り混じる構成。「ナッシュマルクト(市場)のソッファル」は、その毒舌を聞くためにわざわざ人が集まったという当時の市井の有名人である。
大ホール
ウィーン市民生活の人物像と場面集
TYPEN UND SZENEN AUS DEM WIENER VOLKSLEBEN 花売り女や酒場、大通り、市場といったウィーンの日常生活のスケッチと、芸人による滑稽な寸劇が入り混じる構成。「ナッシュマルクト(市場)のソッファル」は、その毒舌を聞くためにわざわざ人が集まったという当時の市井の有名人である。 1911(オーストリア=ハンガリー映画産業)(製作)アントン・コルム(出)エディ・スヴォボダ、ルイーゼ・モンターク サムライ学校
IN DER SCHULE DER SAMURAIS (A L’école des samouraïs) パテ・フレールの短篇で、撮影地は日本。「ヨシダ」が子供たちに剣(剣舞)の稽古を付ける内容で、後期パテカラー(ステンシルカラー)の繊細な色合いが美しい。フィルムアルヒーフ・オーストリア所蔵のナイトレート・プリントを、今年フィルムセンターと共同でデジタル復元。 1911(パテ/フランス)(製作)シャルル・パテ(出)ヨシダ イスラエルの月[奴隷の女王]
DIE SKLAVENKÖNIGIN 『サムソンとデリラ』『ソドムとゴモラ』に続くスペクタクル超大作。最大の見せ場は海が割れたところをユダヤの民が歩いて渡り、再び海が閉じる場面で、同時期にアメリカで製作されていたセシル・B・デミルの『十戒』と興味深い符合を見せる。 1924(サーシャ・フィルム)(監)ケルテス・ミハーイ(マイケル・カーティス)(原)H・ライダー・ハガード(脚)ラディスラウス・ヴァイダ(撮)グスタフ・ウチツキー、マクシミリアン・ネクート、ハンス・タイヤー(美)アルトゥア・ベルガー、エミル・ステパネク(出)マリア・コルダ、アルレット・マーシャル、アデルキ・ミラー ■(監)=監督 (原)=原作 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 |
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