中学卒業後に東京へ集団就職する少年少女たちが直面する困難と、彼らの相談役となる教師の悩みを描いた作品。仕事先の描写を通して、社会のひずみも明らかにされてゆく。教育の理想と就職担当者としての現実にとまどう教員役を菅原が熱演。公開当時の監督の発言によれば、タイトルが指すのは菅原の演じた人物とのこと。
大ホール
一粒の麦
中学卒業後に東京へ集団就職する少年少女たちが直面する困難と、彼らの相談役となる教師の悩みを描いた作品。仕事先の描写を通して、社会のひずみも明らかにされてゆく。教育の理想と就職担当者としての現実にとまどう教員役を菅原が熱演。公開当時の監督の発言によれば、タイトルが指すのは菅原の演じた人物とのこと。 '58(大映東京)(監)吉村公三郎(脚)新藤兼人、千葉茂樹(撮)中川芳久(美)間野重雄(音)池野成(出)菅原謙二、若尾文子、見明凡太朗、町田博子、市田ひろみ ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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