前年の『僞れる盛裝』に続き、新藤とのコンビで再び〈京都もの〉に取り組んだ一篇。「一家の没落」がテーマとなっている。京都の織元として名をはせた旧家の主人が借金を残して自殺。周囲の人情に支えられつつも、夫人と3人の娘はどうすることもできず、債権者は容赦なく一家の身ぐるみを剥いでゆく。
大ホール
西陣の姉妹
前年の『僞れる盛裝』に続き、新藤とのコンビで再び〈京都もの〉に取り組んだ一篇。「一家の没落」がテーマとなっている。京都の織元として名をはせた旧家の主人が借金を残して自殺。周囲の人情に支えられつつも、夫人と3人の娘はどうすることもできず、債権者は容赦なく一家の身ぐるみを剥いでゆく。 '52(大映京都)(監)吉村公三郎(脚)新藤兼人(撮)宮川一夫(美)小池一美(音)伊福部昭(出)宮城野由美子、三浦光子、津村悠子、田中絹代、宇野重吉、三橋達也、菅井一郎、進藤英太郎、柳永二郎、日高澄子、東山千栄子、近衛敏明、殿山泰司 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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