主殺しと不義密通の科で投獄された若い武士(鶴田)。牢奉行(笠)は長年の経験から彼の無実を確信して事件の再調査に奔走するが、処刑の時は刻々と迫る。用人と結ばれる旗本の妻という香川の役どころは『近松物語』をも想起させる。自身が「好きな作品」と語る一本。
大ホール
獄門帳
主殺しと不義密通の科で投獄された若い武士(鶴田)。牢奉行(笠)は長年の経験から彼の無実を確信して事件の再調査に奔走するが、処刑の時は刻々と迫る。用人と結ばれる旗本の妻という香川の役どころは『近松物語』をも想起させる。自身が「好きな作品」と語る一本。 '55(松竹京都)さき(監)大曽根辰保(原)沙羅双樹(脚)井手雅人(撮)石本秀雄(美)松山崇(音)鈴木靜一(出)鶴田浩二、岡田英次、笠智衆、近衛十四郎、小園蓉子、夏川静江 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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