封建的支配に対する農民一揆のテーマを、小藩のお家騒動というオブラートに包んで表現した「傾向映画」の代表作。2002年に9.5mmフィルムのダイジェスト版が発掘された(寺澤敬一氏寄贈)。現存するのはオリジナルの2割強。フィルムセンターが初めてデジタル復元を試みた作品でもある。
大ホール
斬人斬馬剣[パテベビー短縮版/デジタル復元版]
封建的支配に対する農民一揆のテーマを、小藩のお家騒動というオブラートに包んで表現した「傾向映画」の代表作。2002年に9.5mmフィルムのダイジェスト版が発掘された(寺澤敬一氏寄贈)。現存するのはオリジナルの2割強。フィルムセンターが初めてデジタル復元を試みた作品でもある。 '29(松竹下加茂)(監)(原)(脚)伊藤大輔(撮)唐澤弘光(出)月形龍之介、天野刃一、伊藤みはる、関操、石井貫治 忠次旅日記
大河内傳次郎=伊藤大輔コンビの名声を不動のものにした作品で、1959年には『キネマ旬報』の「日本映画六十年を代表する最高作品ベスト・テン」第一位にも選ばれた。長らく「幻の映画」となっていたが、1991年に可燃性プリントが発見された。三部曲として製作されたうち、『信州血笑篇』の一部と『御用篇』の大部分が残されている。 '27(日活大将軍)(監)(原)(脚)伊藤大輔(撮)渡会六蔵(信州血笑篇)、唐沢弘光(御用篇)(出)大河内傳次郎、中村英雄、中村吉次、阪本清之助、磯川元春、沢蘭子、伏見直江 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (構)=構成 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (編)=編集 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション |
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