原作→横溝正史
『犬神家の一族』(1971年)を皮切りにした市川崑監督による横溝正史作品の連作は“横溝ブーム”をもたらしたが、その仕掛けとは別系統の名作を映画化したもの。原作は戦後復活した探偵小説界に戦前派の大家が本格謎解き推理で再登場した記念碑的作品で、名探偵・金田一耕助もここでデビューしたのである。
大ホール
本陣殺人事件
原作→横溝正史 '75(たかばやしよういちプロ=映像京都=ATG)(監)(脚)高林陽一(撮)森田富士郎(美)西岡善信(音)大林宣彦(出)中尾彬、田村高廣、新田章、高沢順子、東竜子、水原ゆう紀、三戸部スエ、東野孝彦、常田富士男、村松英子 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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