原作→野間宏
戦後派作家として最初に登場した野間宏は、その後も中心的存在だったが、映画化は長篇第1作の「真空地帯」のみ。かつての陸軍内務班の非人間的現実を伝える。野間自身が思想関係で陸軍刑務所入りの経験を持つ。再軍備へ向かう風潮に抗して、左翼系独立プロとして警鐘を鳴らす作。
大ホール
眞空地帶
原作→野間宏 '52(新星映画)(監)山本薩夫(脚)山形雄策(撮)前田実(美)川島泰造、平川透徹(音)団伊玖磨(出)木村功、利根はる恵、神田隆、加藤嘉、下元勉、西村晃、三島雅夫、岡田英次、金子信雄 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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