原作→水上勉
社会派推理小説で作家として再起した水上勉の関心が人間に向けられていく過程の作で、寺の徒弟となって宗教者の背徳を知った少年時代の私小説要素が強いという。直木賞受賞。映画では原作より主人公の年齢を上げ、ミステリー的興味より隠微な環境にエロティシズムが浮上する。
大ホール
雁の寺
原作→水上勉 '62(大映)(監)(脚)川島雄三(脚)舟橋和郎(撮)村井博(美)西岡善信(音)池野成(出)若尾文子、三島雅夫、木村功、高見国一、中村鴈治郎、山茶花究、万代峯子、加茂良子、小沢昭一、西村晃、荒木忍、葛木香一、東良之助、寺島雄作、菅井きん ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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