原作→大江健三郎「偽証の時」
大江健三郎の東大生時代の初期作品を、東大の先輩・増村保造が監督した映画。学生運動に紛れ込んだ偽学生を監禁した事件が、もみ消しを図る人々の偽証によって彼を狂人にしてしまうという不条理の寓話。原作と映画の題名の微妙な差は、文学と映画のありかたの違いでもあるだろう。
大ホール
僞大学生
原作→大江健三郎「偽証の時」 '60(大映)(監)増村保造(脚)白坂依志夫(撮)村井博(美)渡辺竹三郎(音)黛敏郎(出)若尾文子、藤巻潤、ジェリー藤尾、村瀬幸子、船越英二、岩崎加根子、中村伸郎、伊丹一三、三田村元、大辻伺郎、森矢雄二 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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