ATGと独立プロの提携による「一千万円映画」の一本。近松門左衛門の浄瑠璃をベースに、遊郭を現代美術作品のように構成したイラストレーター・粟津潔、音楽をシナリオの一要素にまで高めた作曲家・武満徹など、さまざまな才能がぶつかりあう一大実験作となった。「キネマ旬報」ベストテンの第1位など同年の映画賞を総なめにした。
大ホール
心中天網島
ATGと独立プロの提携による「一千万円映画」の一本。近松門左衛門の浄瑠璃をベースに、遊郭を現代美術作品のように構成したイラストレーター・粟津潔、音楽をシナリオの一要素にまで高めた作曲家・武満徹など、さまざまな才能がぶつかりあう一大実験作となった。「キネマ旬報」ベストテンの第1位など同年の映画賞を総なめにした。 ’69(表現社=ATG)(監)(脚)篠田正浩(原)近松門左衛門(脚)富岡多恵子(脚)(音)武満徹(撮)成島東一郎(美)粟津潔(出)中村吉右衛門、岩下志麻、河原崎しず江、左時枝、日高澄子、滝田裕介、小松方正、加藤嘉、藤原釜足、浜村純 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション |
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