女性たちを利用して、社会にのしあがろうとする青年の挫折。スタンダール「赤と黒」の現代版ながら、むしろ原作との間に生じる物語の落差がテーマとなっている。『陽のあたる場所』(ジョージ・スティーブンス)を意識し、「映画による映画の引用」が試みられた作品でもある。
大ホール
甘い夜の果て
女性たちを利用して、社会にのしあがろうとする青年の挫折。スタンダール「赤と黒」の現代版ながら、むしろ原作との間に生じる物語の落差がテーマとなっている。『陽のあたる場所』(ジョージ・スティーブンス)を意識し、「映画による映画の引用」が試みられた作品でもある。 1961(製作)松竹大船(監督)(脚本)吉田喜重(脚本)前田陽一(撮影)成島東一郎(美術)芳野尹孝(音楽)林光(出演) 津川雅彦、山上輝世、瑳峨三智子、杉田弘子、瞳麗子、日高澄子、滝沢修、浜村純、佐々木孝丸 ■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。 |
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