東京の閑静な街に暮らす老婦人とその孫娘の前に、失踪して行方がわからなかった娘、そして孫娘にとっては母と思われる女性が、24年ぶりに現われる。だが娘と思われる女性は記憶を失っており、それをよみがえらせるために母は娘と孫娘とともに、広島に向かった。原爆はあの閃光を見た死者のみが語ることができる。生き残ったわれわれにそれを語る権利があるのだろうか。原爆を表現することの不可能性を鋭く問いかける、吉田監督らしい作品。カンヌ国際映画祭特別招待作品。
大ホール
鏡の女たち
東京の閑静な街に暮らす老婦人とその孫娘の前に、失踪して行方がわからなかった娘、そして孫娘にとっては母と思われる女性が、24年ぶりに現われる。だが娘と思われる女性は記憶を失っており、それをよみがえらせるために母は娘と孫娘とともに、広島に向かった。原爆はあの閃光を見た死者のみが語ることができる。生き残ったわれわれにそれを語る権利があるのだろうか。原爆を表現することの不可能性を鋭く問いかける、吉田監督らしい作品。カンヌ国際映画祭特別招待作品。 2003(製作)グルーヴコーポレーション・現代映画社・ルート ピクチャーズ・グルーヴキネマ東京(監督)(脚本)吉田喜重(撮影)中堀正夫(美術)部谷京子(音楽)原田敬子、宮田まゆみ(出演) 岡田茉莉子、田中好子、一色紗英、室田日出男、山本未来、北村有起哉、三條美紀、犬塚弘、西岡徳馬、石丸謙二郎 ■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。 |
|