当時社会的な話題であった人工授精をモチーフに、性なしに誕生した子供は母だけのものであり、父にはその権利がないとして、男性優位を覆そうとする作品。現代詩の詩人で『エロス+虐殺』など、その後のラジカルな吉田作品の脚本を手がける山田正弘が初めて参加。吉田作品の特徴となるハイキーのモノクロ撮影や実験的な構図が確立されていく。
大ホール
炎と女
当時社会的な話題であった人工授精をモチーフに、性なしに誕生した子供は母だけのものであり、父にはその権利がないとして、男性優位を覆そうとする作品。現代詩の詩人で『エロス+虐殺』など、その後のラジカルな吉田作品の脚本を手がける山田正弘が初めて参加。吉田作品の特徴となるハイキーのモノクロ撮影や実験的な構図が確立されていく。 1967(製作)現代映画社(監督)(脚本)吉田喜重(脚本)山田正弘、田村孟(撮影)奥村祐治(美術)佐藤公信(音楽)松村禎三(出演)岡田茉莉子、木村功、小川真由美、日下武史、北村和夫、早瀬操、細川俊之、金内喜久夫 ■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。 |
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