山中が日活で監督した大河内傳次郎の主演映画10本の最後を飾った作品。御用の目を逃れて故郷を訪れた稲葉小僧新助。だが、目明し勘兵衛の追跡が再び新助を窮地に追い込む(オリジナルはトーキー)。上映プリントには新助と捕手の乱闘場面が残されている。(プリント提供:プラネット映画資料図書館)
大ホール
海鳴り街道[玩具フィルム]
山中が日活で監督した大河内傳次郎の主演映画10本の最後を飾った作品。御用の目を逃れて故郷を訪れた稲葉小僧新助。だが、目明し勘兵衛の追跡が再び新助を窮地に追い込む(オリジナルはトーキー)。上映プリントには新助と捕手の乱闘場面が残されている。(プリント提供:プラネット映画資料図書館) ’36(日活京都)(監)山中貞雄(原)三村伸太郎(脚)梶原金八(撮)三井六三郎(音)西梧郎(出)大河内傳次郎、今成平九郎 大菩薩峠 甲源一刀流の巻
中里介山による未完の小説を映画化。監督は当初予定された伊藤大輔の後を稲垣浩が引き継ぎ、山中と荒井良平が応援監督にあたった。稲垣によれば「人の大勢出る立廻り等凄ごみのあるところは山中貞雄、芝居がかったところは僕、荒井良平がつなぎを」撮った。山中の担当には奉納試合の場面などが含まれている。 ’35(日活京都)(監)(脚)稲垣浩(応援監督)山中貞雄、荒井良平(原)中里介山(脚)三村伸太郎、武田寅男(撮)谷本精史(美)島康平、角井平吉、織田金蔵、山根勇作、山田虎猛一、吉田儀一(音)西梧郎、高橋敏夫(出)大河内傳次郎、入江たか子、黒川彌太郎、澤田清、岡譲二、山本嘉一、中田弘二、市川小文治、清川荘司、鳥羽陽之助、深水藤子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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