2007年にロサンゼルスの全米日系人博物館から寄贈された伴武氏旧蔵のフィルムのうち、前回の「発掘された映画たち2008」では6本の劇映画を復元・上映したが、今回は新たに6本を上映する。
大ホール
バン・コレクション1
2007年にロサンゼルスの全米日系人博物館から寄贈された伴武氏旧蔵のフィルムのうち、前回の「発掘された映画たち2008」では6本の劇映画を復元・上映したが、今回は新たに6本を上映する。 スクリーン・アトラクション 愛染二重奏 オシドリヒット歌集
メロドラマの大ヒット作『愛染かつら』(1938年、野村浩将監督)の主題歌を歌った霧島昇と松原操(ミス・コロムビア)を中心に、当時の歌謡曲が紹介される音楽映画。 ’40頃(朝日映画)(音)仁木他喜雄(出)マーガレットシスターズ、霧島昇、松原操、コロンビアオーケストラ 歌のアルバム 第五輯
当時のヒット曲を集めた短篇シリーズ第5作。前半は竹山逸郎と吉岡妙子が「銀座の雨」(作詞:佐伯孝夫、作曲:清水保雄)を、後半は羽山和男と喜久丸が「秦野煙草音頭」 (作詞:小島喜一、作曲:中山晋平)を歌う。 ’46(日本映画社)(音)清水保雄(出)竹山逸郎、吉岡妙子、羽山和男、喜久丸 罪はいづこに
母親が船上から赤児を投げ落とす…。産みの母が、他家に引き取られた愛娘の前に家庭教師として現われるという母性愛映画。前半の部分のみが現存している。 ’34(大都)(監)吉村操(脚)山本三八(撮)岩藤隆光(出)佐久間妙子、南部章三、橘喜久子、三島慶子、松村光夫 母校の花形
大学ラグビー部で万年補欠の青年(杉)が、人情と機転でチームを勝利に導く青春映画。戦後の「大番」シリーズ(1957-1958)の監督としても知られる千葉泰樹は、1930年代中期に日活多摩川撮影所で杉狂児主演の現代喜劇や人情ものなどを数多く監督していた。 ’37(日活多摩川)(監)千葉泰樹(脚)小國英雄、山崎謙太(原)サトウ・ハチロー(撮)長井信一(美)榊原茂樹(音)古賀政男(出)杉狂児、笠原恒彦、星玲子、吉谷久雄、河野憲治、米倉勇、星ひかる ■(監)=監督 (脚)=脚本・作 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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