原作:火野葦平(1939年)
日中戦争が本格化した時期に従軍記「兵隊三部作」で時代の寵児となった火野葦平の「麦と兵隊」に続く第二作を、『五人の斥候兵』で好評だった田坂具隆が監督。現地の戦場ロケで「戦争とは歩くことだ」との感慨を得た田坂は、戦争賛美を避け、ひたすら歩く兵隊を画面に再現した。出演俳優のうち二人がのちに実際に戦死した。
大ホール
土と兵隊[不完全]
原作:火野葦平(1939年) ’39(日活)(監)田坂具隆(脚)笠原良三、陶山鐡(撮)伊佐山三郎(美)柴田篤二(音)中川榮三(出)荒木重夫、山本礼三郎、東勇路、井染四郎、小杉勇、加藤章、長尾敏之助、土田義雄 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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