原作:石坂洋次郎(1933-37年)
後年の人気作家・石坂洋次郎の出世作で、戦後も3回リメイクされた小説の同時代における最初の映画化。奔放で挑発的な女学生が主役の物語は自由が抑圧された時代に象徴的な意味を持つが、検閲からは危険視され、監督の豊田は彼女を環境の犠牲として描くことで企画を実現した。文芸映画監督・豊田四郎の生涯を決定づけた一作。
大ホール
若い人
原作:石坂洋次郎(1933-37年) ’37(東京発声)(監)豊田四郎(脚)八田尚之(撮)小倉金弥(美)河野鷹思(音)久保田公平(出)大日方傳、市川春代、夏川靜江、英百合子、山口勇、伊藤智子、林千歳、押本映二、鹿島俊策、松林清三郎、春日章、松田宏一、吉川英蘭 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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