原作:長谷川伸(1930年)
大衆演劇の世界に長谷川伸が開拓した股旅物は、繰り返し映画化された時代劇ジャンルの宝庫だった。「関の彌太ッペ」は1930年の林長二郎主演作以来、8本を数える。もとは澤田正二郎没後の新国劇のために書かれ、島田正吾が永年当たり役としただけに、その彼が主演した映画には芸能文化が交わる独自の意味があろう。
大ホール
関の彌太ッぺ
原作:長谷川伸(1930年) ’55(新東宝)(監)渡邊邦男(脚)三村伸太郎(撮)友成達雄(美)梶由造(音)松井八郎(出)島田正吾、辰巳柳太郎、河村憲一郎、水原真知子、宇治みさ子、花柳小菊、石山健二郎、秋月正夫、宮本曠二朗、清水彰、花岡菊子 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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