原作:高見順(1946年)
知識青年の左傾と戦争という歴史の体験をふまえつつ、婦人雑誌の連載としての媒体を意識した原作は、高見順の戦後最初の長篇小説で、これも戦後第一作の五所平之助の演出により、荒廃の世相に甘美なメロドラマとして迎えられた。ラストの原作との違いは、映画観客を考慮した五所の提言を高見が認めたためという。
大ホール
今ひとたびの
原作:高見順(1946年) ’47(東宝)(監)五所平之助(脚)植草圭之助(撮)三浦光雄(美)松山崇(音)服部良一(出)髙峰三枝子、龍崎一郎、田中春男、北澤彪、河村弘二、清水將夫、谷間小百合、一の宮敦子、中北千枝子、出雲八重子 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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