原作:岩下俊作(1939年)
原題『富島松五郎伝』。その題で1942年に文学座で上演(主演丸山定夫)。無頼の車夫が恩義ある軍人一家に捧げた殉情と献身。映画版は旧千恵プロ時代の僚友の脚本と演出で、戦時下に人間味溢れる作となるも、軍人の妻への慕情の表現を検閲は許さず、暴力的場面は戦後に占領軍が切除。稲垣は1958年に完全版を再映画化した。
大ホール
無法松の一生
原作:岩下俊作(1939年) ’43(大映)(監)稲垣浩(脚)伊丹万作(撮)宮川一夫(美)角井平吉(音)西梧郎(出)阪東妻三郎、月形龍之介、永田靖、園井惠子、川村禾門、澤村アキオ、杉狂兒、山口勇、葛木香一、尾上華丈、小宮一晃、香川良介、小林叶江 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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