原作:和田伝(1940年)
財政破綻に瀕した長野県大日向村が、満洲への分村移民政策に応じて、その第一号となる。農民文学作家和田伝が小説に書き、前進座が劇化上演し、さらに映画になる。国策の広告塔として特別に優遇されたので、敗戦時の犠牲は他の村より少なく、彼らが開拓の真の厳しさに直面したのは、戦後浅間山麓に入植した時だった。
大ホール
大日向村
原作:和田伝(1940年) '40(東京発声)(監)豊田四郎(脚)八木隆一郎(撮)小原譲治(美)園眞(音)中川栄三(出)河原崎長十郎、中村翫右衛門、市川菊之助、市川莚司、助高屋助藏、山本健次、橘弘子、三井康子、山本貞子、杉村春子、伊藤智子、原緋紗子 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
|