故郷の河の水運事業の発展に精力を傾ける青年(宇佐美)と、村民を扇動して鉱山開発を進めようとする覚造(加原)の対立を軸に、村民の協力一致と勤労の尊さを訴える劇映画。一部場面が欠落しているが、物語の理解に支障はない。
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故郷の河の水運事業の発展に精力を傾ける青年(宇佐美)と、村民を扇動して鉱山開発を進めようとする覚造(加原)の対立を軸に、村民の協力一致と勤労の尊さを訴える劇映画。一部場面が欠落しているが、物語の理解に支障はない。 '40(新興キネマ)(監)小石榮一(原)北小路英雄(脚)松崎博臣(撮)古泉勝男(音)中川榮三(美)植田種康(出) 宇佐美淳、眞山くみ子、加原武門、井上清、淡島みどり、鳥橋一平、大友壯之介、千松実、中村順一郎、花布辰男、植村謙二郎、浦邊粂子 まごころ
1939年、軍馬資源保護法が施行されて戦時下における馬の管理・育成が強化された。本作は、日露戦争時に傷痍軍人となった老人が、軍馬の育成に傾注し、戦時下における馬の重要性を子どもたちに熱く訴える教育映画。 '41頃(監)(脚)二宮茂樹(撮)都築嘉橘(出)小澤定美、奥岡英二郎、金子清二郎、洲崎正直、豊田憲太郎、三島慶子 僕の萬年筆
出征中の兄から預かった万年筆を宝物にしている弟の視点を通して、戦地から帰還した傷痍軍人をいかに迎えるかという当時の生々しい問題が細やかに演出された教育劇映画。息子の負傷を知った両親は、出生前に息子が言い交わした許嫁に申し訳ないと思い、結婚の取り止めを相手家族に申し出るが…。 '42(振進キネマ社)(監)井上麗吉(撮)小野隆司(音)渡辺弘(出)高橋四郎、三井章正、三好ふじ子、高島敏郎、松島信子、高木八郎、秋本陽子、夏目初子、濱田格 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (構)=構成 (画)=作画 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台設計 (音)=音楽 (出)=出演 |
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