佐伯清監督で3作続き、東映仁侠映画の主力となっていた「昭和残俠伝」シリーズ(1965-72年)の4作目。マキノがメガホンをとった本作より高倉健と池部良の役名「花田秀次郎」と「風間重吉」が定着し、より強力なコンビとして人気を高めた。昭和初期の浅草界隈を舞台に、土木工事の利権をめぐる鳶政一家と博徒の阿久根一家の対立を描く。鳶が女郎を見受けするために纏を質屋に入れるという、マキノ定石の挿話が活きている。
大ホール
昭和残俠伝 血染の唐獅子
佐伯清監督で3作続き、東映仁侠映画の主力となっていた「昭和残俠伝」シリーズ(1965-72年)の4作目。マキノがメガホンをとった本作より高倉健と池部良の役名「花田秀次郎」と「風間重吉」が定着し、より強力なコンビとして人気を高めた。昭和初期の浅草界隈を舞台に、土木工事の利権をめぐる鳶政一家と博徒の阿久根一家の対立を描く。鳶が女郎を見受けするために纏を質屋に入れるという、マキノ定石の挿話が活きている。 '67(東映)(脚)鈴木則文、鳥居元宏(撮)星島一郎(美)藤田博(音)菊池俊輔(出)髙倉健、池部良、藤純子、宮城千賀子、水島道太郎、金子信雄、曽根晴美、山城新伍、津川雅彦、清川虹子、河津清三郎、天津敏、加藤嘉、小林勝彦、大村文武 ■(原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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